![ブラックピンク 新ワールドツアー 'デッドライン'
[YGエンターテインメント提供]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcineplay-cms.s3.ap-northeast-2.amazonaws.com%2Farticle-images%2F2025-07-07%2F644adeb1-7e82-4ec7-b27c-c04f829560b6.jpg&w=2560&q=75)
1年10ヶ月の空白を破り完全体で戻ってきたガールグループブラックピンクが爆発的なステージエネルギーでファンの熱狂的な反応を引き出した。
ブラックピンクは5日と6日、京畿道高陽総合運動場主競技場で新ワールドツアー『デッドライン』(DEADLINE)公演を開催したと所属事務所が明らかにした。今回の公演は2023年9月の『ボーンピンク』(BORN PINK)公演以来初めて4人のメンバーが同じステージに立ったもので、各回39,000人、合計78,000人の観客が集まった。
公演2日目の6日、メンバーは「今日も多くの方が来てくださって本当に感謝しています」と言い、「皆さん、この暑さの中でとても素敵におしゃれをして来てくださった」とファンへの感謝の挨拶を伝えた。ジスは「私たちが今回、団体とソロのステージを準備しながら様々な色を出せることができてワクワクしてドキドキしました」と感想を述べた。
30度を行き来する猛暑の中でも、ジェニー、ジス、ロゼ、リサはまるで空白期間がなかったかのように完璧な呼吸を見せた。各メンバーは過去1年10ヶ月のソロ活動で積み上げた実力を基に個性豊かなステージを展開した。
ブラックピンクは2022~2023年のワールドツアー『ボーンピンク』で180万人の観客を動員し、K-POPガールグループコンサート動員新記録を樹立した。その後、YGエンターテインメントを離れ、それぞれソロアーティストとして活躍し、グローバルな影響力を拡大した。
特にロゼはメガヒット曲『アパート』(APT.)でアメリカビルボードメインシングルチャート『ホット100』にK-POP史上最長期間入る記録を樹立した。ジェニー、リサ、ジスもそれぞれソロアルバムで独特な音楽的色を披露し、個別のファン層を確保した。
![ブラックピンク 新ワールドツアー 'デッドライン'
[YGエンターテインメント提供]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcineplay-cms.s3.ap-northeast-2.amazonaws.com%2Farticle-images%2F2025-07-07%2Fe2b8de60-be88-4fd7-8186-68c9234fcd50.jpg&w=2560&q=75)
大型LEDスクリーンで公演開始を告げるカウントダウンが始まり、オープンカーに乗ったメンバーの映像が現れると、スタジアムはまるで崩れそうな歓声で満たされた。ブラックピンクは『キルディスラブ』(Kill This Love)で公演の幕を開け、『ピンクベノム』(Pink Venom)、『ハウユーライクザット』(How You Like That)、『火遊び』などの代表ヒット曲で過去9年間の活動を網羅した。
メンバーはチームのシグネチャーコールである『ブラックピンクインユアエリア』(BLACKPINK IN YOUR AREA)を叫びながらリフトに乗って登場し、カリスマあふれるラップでステージを始めた。公演の初めから火柱、花火、花火が次々と炸裂し、雰囲気を一気に盛り上げた。
ロックコンサートを思わせるライブバンドのダイナミックなサウンドは、ハンドマイクを使ったメンバーのボーカルと相まって公演の生動感を増した。『火遊び』のステージでは巨大なLEDスクリーンが4分割され、各メンバーをクローズアップし、個々が放つ独特な色とエネルギーを細かく捉えた。
スタジアムを埋め尽くした39,000人の観客は『レッツキルディスラブ!』(キルディスラブ)、『ヒットユウウィズダットトゥドゥトゥドゥ!』(トゥドゥトゥドゥ)、『私たちの愛は火遊び!』(火遊び)などのヒット曲のサビを大合唱した。これはピンク色の応援の波と混ざり合い、壮観を成した。
ブラックピンクは4人のメンバーそれぞれの個性が強く表れるソロステージも披露した。ジスは『アースクエイク』(earthquake)と『ユアラブ』(Your Love)で魅惑的な魅力を放ち、リサは『ニュウウーマン』(New Woman)と『ロックスター』(Rockstar)でチーム活動では見せられなかった強烈なエネルギーを発散した。
![ブラックピンク 新ワールドツアー 'デッドライン'の全景
[YGエンターテインメント提供]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcineplay-cms.s3.ap-northeast-2.amazonaws.com%2Farticle-images%2F2025-07-07%2F62317c30-a43e-4318-b5bb-e996cb88d6fc.jpg&w=2560&q=75)
ジェニーはソロ代表曲『マントラ』(Mantra)と『ライクジェニー』(like JENNIE)で観客全員を立たせて大合唱を誘導した。この日の公演はロゼが感情的なソロ曲『3AM』と『トキシックティルザエンド』(toxic till the end)を歌った後、グローバルヒット曲『アパート』を歌い、雰囲気が最高潮に達した。お馴染みの『アパート』のイントロが流れると、観客は約束でもしたかのように『アパートアパートアパートアパート~』と歌い、ロゼは誇らしげな表情でステージを駆け回り、雰囲気を楽しんだ。
ブラックピンクは正規2集『ボーンピンク』(BORN PINK)以来2年8ヶ月ぶりの完全体新曲『跳ねる』のステージも初公開した。洗練されたビートが耳を引きつける中、メンバーが順番にソロパートを歌い始めると、突然雰囲気が180度変わり、夏にぴったりの楽しいサウンドが吹き荒れた。
『ブンバヤ』『トゥドゥトゥドゥ』『シャットダウン』(Shut Down)などの既存のブラックピンクヒット曲とは少し異なる中毒性のある新曲にファンは応援棒を力強く振りながら歓迎した。ジスは『跳ねる』について「とても中毒性があります」と言い、「私たちの新曲がもうすぐ公開される予定ですが、ここで先にステージを公開したのです。曲が公開されたら、たくさん愛してほしい」と述べた。
リサは「実は昨日から本当に緊張していて、まだ緊張しています」と言い、「でも皆さんがこうして私たちと一緒に楽しく遊んでいる姿を見るととても嬉しいです」と感想を伝えた。ジェニーは「私たちがツアーを始める高陽に多くの方が来てくださって感謝しています」と言い、「今日を最後に私たちはワールドツアーに出発するので残念です」と述べた。
ブラックピンクはその後、アメリカのロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、カナダのトロント、フランスのパリ、イギリスのロンドンなどを回りながらワールドツアーを続ける。メンバーは合計16都市のスタジアム級公演で合計31回ファンと会う予定だ。