演技の変身ではなく人生の変身 『オデッセイ』のエリオット・ペイジら、ハリウッドのトランスジェンダー映画人
クリストファー・ノーラン監督の 〈オデッセイ〉のヒットを受け、論争の渦から距離を置いた末に再評価を受けた俳優がいる. シノン役のエリオット・ペイジだ. 作品公開前には「エリオット・ペイジがアキレウスを演じる」という噂が既成事実のように広まり、エリオット・ペイジとノーランは「トランスジェンダーが世紀の英雄をどう演じられるのか」といった激しい批判にさらされた. しかしエリオット・ペイジはギリシャ連合軍の最後の使者シノンを極めて繊細に演じ、短い出演ながら明確な存在感を示して作品の空気を高めた.
