
俳優チョン・イソがNetflixオリジナルシリーズ 〈最後列の少年〉 で、神秘的なまなざしと冷ややかな雰囲気で作品への没入感を高めた。
〈最後列の少年〉は、挫折した作家で国文学科の教授のホ・ムノ(チェ・ミンシク)が、教室の最後列に座る学生イ・ガン(チェ・ヒョヌク)の天才性を見いだし、彼の文章に執着していくなかで起きる出来事を描くサスペンスドラマだ。チョン・イソが演じるキム・ジョンフは、イ・ガンの大学の同期で、彼の文章に登場する友人キム・セユン(イ・ジヌ)の姉。とりわけ、ホ・ムノに生涯の劣等感を抱かせたスター作家キム・スフン(ホ・ジュンホ)の娘で、父の文才を受け継いだ人物でもある。
キム・ジョンフは、神秘的な目つきとすべてを見透かすような独特の空気をまとって登場し、視線を集めた。弟のキム・セユン(イ・ジヌ)との間では現実味ある兄妹のやりとりを見せる一方、父をめぐる秘密が少しずつ明らかになるにつれて別の冷徹な一面をのぞかせ、作品に緊張感を与えた。チョン・イソは、昂った感情を抑え、視線だけで弟とやりとりする繊細な内面演技から、秘密を守るため弟を厳しく追い詰める冷ややかなカリスマまで、人物の複雑な心理を濃密に描き出した。
前作のNetflixシリーズ『ワンダーフールズ』に続き、今回の 〈最後列の少年〉でも自身の色を打ち出しながら立体的なキャラクターを作り上げたチョン・イソは、演技の幅の広さを示し、今後の活動への期待を高めた。



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