韓国と日本を代表する2人の巨匠が、北米最大の映画祭で顔を合わせる。新作「失楽園」で第51回「トロント国際映画祭」(TIFF)のスペシャル・プレゼンテーション部門に2年連続で選出されたヨン・サンホ監督が、日本の是枝裕和監督とグローバルコンテンツ産業の未来について語り合う。
![映画「失楽園」[CJ ENM・ワウポイント提供。再販売およびデータベースへの転載禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-08-25/f764d20b-ce70-4214-86cf-743fba5471fc.jpg)
9年ぶりの帰還を描くスリラー、「ルックバック」と並び映画祭を沸かせる
CJ ENMによると、2人の巨匠は9月14日(現地時間)に開催される公式プログラム「TIFFサミット:ダイアローグ」(TIFF Summit: Dialogues)にそろって出席する。同セクションは、世界の映像産業をけん引するトップクリエーターが、ストーリーテリングの本質や制作の仕組みについて意見を交わす中心的な舞台だ。
今回の対談でヨン・サンホ氏と是枝裕和氏は、それぞれ独自の世界観を構築してきた過程に加え、知的財産(IP)を翻案する実践的なノウハウを披露する。アジア映画が持つ物語の力を、いかに世界市場で持続的な展開力へとつなげられるかについても、掘り下げた議論が交わされる見通しだ。
北米の観客に初披露される「失楽園」は、行方不明だった息子ソヌが9年ぶりに戻ったことで生じる不穏な亀裂を描くスリラーだ。キム・ヒョンジュとペ・ヒョンソンが主演を務め、緊張感に満ちた展開を予告している。共同招待された是枝裕和監督の新作「ルックバック」も話題作だ。「チェンソーマン」で広く知られる藤本タツキ氏の同名漫画を原作とするアニメーションで、両監督の作品には原作IPを再解釈するという共通点がある。
世界の舞台で作品性を証明した「失楽園」と「ルックバック」は、10月に韓国の劇場で正式公開される。アジアを越え、世界の映画界の注目を集めた2人の巨匠の動向が、秋の劇場興行の勢力図にどのような変化をもたらすのか、関心が集まっている。

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