[インタビュー] 「その日以来成長が止まってしまった少年を思い出した。」『クイーンマンティス: 殺人者の外出』イ・チャンミン俳優

イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)
イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)

家族のようなヴィラン、ヴィランのような家族。俳優イ・チャンミンが演じたパク・ミンジェは連続殺人事件の有力な容疑者であり、スヨル(チャン・ドンユン)の幼少期の家族のような友人だった。好感の持てる外見と話術でジョンヨン(キム・ボラ)とアラ(ハン・ドンヒ)に近づき、ついにはスヨルの前にも現れる。スヨルが自分を警戒していることを知りながらも、スヨルとジョン・イシン(コ・ヒョンジョン)の関係を暗示し、過去の出来事を引き出してはうろつく。幼少期に父親から虐待を受けていた彼は、自分を唯一支えてくれた存在であるイシンを救い主と考えて生きてきた。いろいろと未来に進もうとするスヨルにとって最大の障害のような存在だろう。しかし、それがもしスヨルの仮面を剥がそうとする意図だったとしたら、友人なのか敵なのかわからないミンジェの態度が『クイーンマンティス: 殺人者の外出』中盤の緊張感を支える最も重要な役割を果たしたと言える。さらにスヨルのそばをうろつかざるを得ない内面には哀れな同情心が生まれることもある。このように不安と狂気を行き来する熱演を見せたイ・チャンミンに会った。ドラマ『婚礼大捷』を皮切りに『熱血司祭』シーズン2をはじめ『労務士ノムジン』などで着実に作品を積み重ねる中、ジニTVオリジナル『善良な女ブセミ』の放送も控えている。これから彼にもっと頻繁に会うことになりそうだ。


『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)

『クイーンマンティス: 殺人者の外出』にどうやって出演することになったのか。

オーディションの過程が入試のように進行された。戯曲の独白部分を抜粋して自由に演技で表現する方式だった。私の場合、浮気した夫の立場で妻に手紙を書く場面だった。これまでいくつかの他のドラマのオーディションを受けたが、このように戯曲を使って自由に叙述するように演技するのは初めてで新鮮だった。難しかったが、オーディションだけでも俳優として成長する感じだった。

ピョン・ヨンジュ監督との出会いはどうだったか。

オーディションに合格して初めてお会いした時のことを覚えている。休暇から戻ってきて顔も少し焼けていて、他のインディペンデント映画の撮影でヘアスタイルも少し変だったが、「今まさに学校を卒業した田舎者がオーディションを受けに来たようだ」と言われ、「早く顔を白くして来い」と言われた。外見が重要なキャラクターなのでいろいろとアドバイスをいただき、「キャラクターを自分で見つけていかなければならない」という言葉も印象的だった。何よりも「この作品が君にとって初めての作品ではないが、俳優として『クイーンマンティス: 殺人者の外出』が君のデビュー作と呼ばれるといいね」という言葉も記憶に残った。その言葉が大きな動機付けになった。

イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)
イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)

では俳優としての本当のデビュー作は何か気になる。

まず国立劇団青少年劇『足の指陸上天才』(2022)が記憶に残る。それぞれの悩みを抱えた12歳の陸上部少年たちの物語で、子供と青少年の境界で自分のアイデンティティを見つけて最初の一歩を踏み出す物語だ。主演級の出演でもあり、それが学校ではない外部の観客と初めて出会った経験だ。そしてTVドラマは『婚礼大捷』(2023)でデビューしたが、朝鮮時代を背景にした事情の多い僧侶役だった。完全に頭を剃って出演した。(笑)

中盤に突然登場してドラマの情緒を揺るがす、スヨルが不快感を隠せないパク・ミンジェキャラクターをどう解釈したのか気になる。

登場と同時に有力な容疑者として急浮上する人物だ。(笑)ミンジェは幼い頃スヨルの隣に住んでいたが、ちゃんとした世話を受けられず不遇に育った。歳月が流れ年は取ったがそのまま体だけが大きくなった大人だと思った。台本を見た瞬間、成長が止まってしまった少年だと思い演じた。話し方や行動が子供のように世界を見て、子供のように遊び続けたいと思っている。それでスヨルをずっと不快にする。視聴者もその不快感を感じたら成功だと思った。

『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)

演じた役との個人的なシンクロ率はどうか。

ミンジェについて年は取っていくが体だけが大きくなった子供、と表現したが実際に私もそうだと思う。一つ一つ比べるとかなり違うだろうが基本的に似ていると感じたし、ミンジェ特有の純粋さが似ていると言えるだろう。(笑)

記憶に残るシーンを挙げるなら。

ミンジェは秘密も多く常に周囲を漂う人物だ。スヨルとジョンヨン、そしてアラに近づく姿がどうにかして集団に溶け込もうとする努力に見える。そんなシーンが子供たちが他の新しい友達と付き合うために努力する姿に見え、前述したミンジェキャラクターに照らして記憶に残る。相手役との呼吸が重要だと思い非常に緊張して撮影したので余計にそう感じたのかもしれない。アラ役の俳優とは韓芸総演劇院演技科16学番の同期で実際にも非常に親しいが、それでもずっと緊張していた。

イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)
イ・チャンミン俳優 (写真提供=ヌンカンパニー)

いつから俳優の夢を見たのか。

子供の頃は特に何になりたいという将来の夢のようなものはなく、漠然とカッコいい人になりたかった。ただ子供心に俳優がカッコよく見えたが、そんな影響を与えたのは『善徳女王』というドラマを外せない。コ・ヒョンジョン俳優をはじめとする俳優たちのカリスマが本当に巨大に見えた。その後、数多くの映画を見て学校の演劇部にも入った。夏に公演大会にも出て、みんなで一日中演劇部で頭を突き合わせて作品を準備する時間が楽しかった。もちろん上手にできるわけではないので足りないと怒られることもあったが、そんな過程がただ本当に楽しかった。大変でも楽しくて怒られても楽しくてできなくても楽しいから「演技」というものが自分に合っていると感じた。うまくいかなくて苦しんでも常にもっと上手くなりたいという思いだけがあったから。

好きな俳優がいるなら。

子供の頃はたくさんいたが、誰かをロールモデルにすると自分を失う過程が生まれる。幼い頃から自信がないスタイルで良いと言われるととりあえず真似して影響を受けていたが、そうすると自分がどんな人なのかわからなくなるようだった。それでもそんな時間が集まって今の自分を作ったのではないかと思う。一人の俳優にハマるとしばらくその人の話し方だけでなくトーン&マナー自体を合わせて生活する期間が必ずあった。そうやってその人になろうとした。例えば2013年から始まった『ピーキー・ブラインダーズ』シリーズを見てキリアン・マーフィーをそのまま真似していた時期がある。そのドラマが2022年に終わりキリアン・マーフィーが2023年映画『オッペンハイマー』でアカデミー主演男優賞を受賞する姿を見て何か自分のオタク活動が成功したような気がして誇らしかった。実際には私よりずっと年上の俳優だが、まるで自分が育てたようで泣きそうになった。(笑)

『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)
『クイーンマンティス: 殺人者の外出』 (提供=SBS)

『クイーンマンティス: 殺人者の外出』を終えた感想は。

台本を初めて読んだ時から面白さも面白さだが、本当に内容に隙がなかった。なんと3回連続で繰り返して読んだほどだ。次がずっと気になり、再読すると前に読んだ内容が違って解釈されることもあった。そのすべてを調整したピョン・ヨンジュ監督が本当に素晴らしいと感じた。私の俳優人生の恩人でもある。この作品を撮る前までは完全に無職だったから。(笑)現場でよく面倒を見てくださったのはもちろん、直接演技を見せてくださることもあり、それだけでどんな絵を描いているのかすぐに理解できた。毎瞬撮影が終わっていくのが惜しくてその時間が続いてほしかった。『クイーンマンティス: 殺人者の外出』を通じて確実に自分がレベルアップしたと感じた。

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