![俳優ハ・ヨンのNetflix新シリーズ『こんなクソみたいな愛』の制作発表会。2026.8.5[Netflix提供。再販およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-08-10/a34aa59f-e675-46a5-8030-12e3f3913fd1.jpg)
「事実無根」から「謝罪」へ…1日で覆った歴史の真実
俳優ハ・ヨン側が、曾祖父アン・サンホの親日行跡に関する疑惑を全面否定していた従来の立場を、わずか1日で翻し公式に謝罪した。軽率な説明が招いた惨事だ。
所属事務所ビスターズ・エンターテインメントは11日、公式声明で「曾祖父アン・サンホ先生が1916年のテジョン親睦会の評議員名簿に掲載されたという歴史的記録が実在することを確認した」と明らかにした。さらに「歴史的事実を扱うにあたって、より慎重な検証が必要だった」として、大衆の前に頭を下げた。
今回の波紋は、先月7日に放送されたKBS 2TVのバラエティ『屋根裏部屋の問題児たち』から始まった。この番組に出演したハ・ヨンは、自身が4代にわたって続く医師の家系出身であることを誇らしげに語り、「ひいおじいさんは日本で洋医学を学び、韓国で開業した最初の医師」と言及した。しかし放送直後、オンラインコミュニティを中心に、当該人物が日帝強占期当時に活動していたアン・サンホだと特定され、過去の行跡をめぐる激しい論争が火を噴いた。
記録によると、アン・サンホ(1872〜1927)は1902年に日本の『東京慈恵医学専門学校』を卒業し、韓国人として初めて日本の医師免許を取得した先駆者的存在だ。だが、彼が評議員として身を置いていたテジョン親睦会は1916年に創設された団体で、1927年の朝鮮総督府警務局の記録には「総督政治を是認し、内鮮民族の融和を目的とする内鮮融和団体」と明記されている。親日的性格がはっきりした団体だったわけだ。もっとも、民族問題研究所が刊行した『親日人物事典』には、彼の名前は掲載されていない状態だ。
所属事務所側は「ハ・ヨン本人は、バラエティ番組で家業に関する質問に答える過程で、自然に経歴に触れただけだ」とし、「意図せぬ歴史的論争が持ち上がったことについて、現在非常に重い責任感を感じている」と伝えた。また「ある人物の経歴を大衆に伝える際に、どれほど徹底した事実確認が伴うべきなのかを、痛感した」と付け加えた。
一方、2019年のドラマ『ドクター・プリズナー』で家庭のテレビ視聴者の前にデビューしたハ・ヨンは、最近ではNetflixオリジナルシリーズ『こんなクソみたいな愛』で主演として活躍しており、来年放送予定のSBSドラマ『勝算はあります』を通じて復帰を控えている。今回の論争が、今後の彼の作品活動にどんな変数として作用するのか、注目が集まっている。

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