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「自分には絶対に作れない映画」、『Possible Love』をめぐるジョニー・トー審査員の告白

「自分には絶対に作れない映画」、『Possible Love』をめぐるジョニー・トー審査員の告白

授賞者のジョニー・トー監督は、「現在、アジア最高の監督はイ・チャンドンだ」と口癖のように語ってきた人物でもある。
今年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞したイ・チャンドン監督にトロフィーを手渡したのは、香港のジョニー・トー監督だ. トー監督は今年、コンペティション部門の審査員を務めた. 授賞者のトー監督は、「現在、アジア最高の監督はイ・チャンドンだ」と常々語ってきた人物でもある. 今回も審査員として審査を終えた感想を述べる中で、〈Possible Love〉について「自分にはこのような映画は絶対に作れない」と語った. これもまた、以前からイ・チャンドン監督の作品について繰り返してきた言葉だった.
【ソン・チャンオルの漫画本】群鶏一鶴ならぬ群鼠一猫〈猫ナンシー〉

【ソン・チャンオルの漫画本】群鶏一鶴ならぬ群鼠一猫〈猫ナンシー〉

私はサブカルチャーが大好きだ. 映画だけでなく、ウェブトゥーン、ゲーム、漫画、アニメーションなど、新鮮な物語や題材、キャラクターを扱うものはまず目を通す. 紙の単行本で〈オタク〉の世界にのめり込み、電子書籍で漫画を買い、スマートフォンでウェブトゥーンを読むようになった. だが一人で楽しむより誰かと共有した方が面白い. そんな「一緒に読めばもっと楽しい作品」を、雑多な視点で紹介するのがこの連載『ソン・チャンオルの漫画本』だ. ある作品と作り手を同一視するのは危険だ. 作品に一人の人間の全てを込めることは不可能だし、一人の人間が自分のすべてを作品で表現することもまた不可能である.
【OTT星取表】クーパンプレイシリーズ『今、不倫が問題ではありません』シネプレイ記者評

【OTT星取表】クーパンプレイシリーズ『今、不倫が問題ではありません』シネプレイ記者評

【OTT星取表】 ​ クーパンプレイシリーズ〈今、不倫が問題ではありません〉が先週金曜に最終回を迎えた。〈今、不倫が問題ではありません〉は、幸せな家庭を演出してきた人気インフルエンサーの夫婦と、泥沼の離婚訴訟にある隣家の医師夫婦が、不倫さえも些細に思えるほどの手に負えない秘密によって絡み合い、暴走する連鎖的な衝突を描くブラックコメディだ。シネプレイのキム・ジヨン記者が一気見した感想を伝える。 キム・ジヨン / ★★★★★ / 情念劇の刺激的な楽しさからブラックコメディの不気味な面白さまでをすべて盛り込んだ風刺劇キム・ヘスの「くそっ」で始まり「くそっ」で終わる、見事な幕開けと着地を決めた大人の寓...
『ルックバック』第83回ベネチア国際映画祭ワールドプレミア盛況!12分間のスタンディングオベーション!

『ルックバック』第83回ベネチア国際映画祭ワールドプレミア盛況!12分間のスタンディングオベーション!

約1,000人の観客が客席を埋める中、上映終了後には12分を超える熱烈なスタンディングオベーションと大きな歓声が続き、会場は熱気に包まれた。
〈ルックバック〉は、忘れられない四季をともに描きながら、互いの世界となった2人の少女の切ない物語を描く映画である. 人気漫画家の藤本タツキによる同名漫画を原作に、是枝裕和監督が演出、脚本、編集を手がけた. 制作段階から世界中の映画ファンの熱い注目を集めてきた. 〈ルックバック〉はベネチア現地時間の9月7日(月)午後5時、第83回ベネチア国際映画祭コンペティション部門のワールドプレミア上映を、爆発的な反応の中で成功裏に終えた. 約1,000人の観客が客席を埋めたこの日の上映会では、上映終了後、12分を超える熱烈なスタンディングオベーションと大きな歓声が続き、会場は熱気に包まれた.
【試写会評】〈タッツァ:ベルゼブブの歌〉シネプレイ記者の星評価

【試写会評】〈タッツァ:ベルゼブブの歌〉シネプレイ記者の星評価

[試写会の第一印象] 『タッツァ』シリーズの最後を飾る〈タッツァ:ベルゼブブの歌〉が9月23日に公開される. オンラインカジノ事業でこの世のすべてを手にしたと思っていたチャン・テヨン(ビョン・ヨハン)と、彼のすべてを奪った同名の親友パク・テヨン(ノ・ジェウォン)が、グローバルな賭博の舞台で再会し、復讐の勝負を繰り広げる犯罪映画だ. シネプレイ記者がマスコミ向け試写で鑑賞した感想を伝える. チュ・ソンチョル / ★★★ / ビョン・ヨハン、チョ・ウジンにゴニとピョン・ギョンジャンの気配. ノ・ジェウォンはこれまでにないタイプの悪役で強い印象.
SKチェ・テウォン氏、イエレン氏ら登場…EBS「偉大な授業6」過去最大50人の講師陣を発表

SKチェ・テウォン氏、イエレン氏ら登場…EBS「偉大な授業6」過去最大50人の講師陣を発表

来月12日に初回放送…シーズン初の韓国人リーダーが参加、ノーベル賞受賞者5人を含む世界的な碩学が多数登場
世界的な碩学とグローバルリーダーによる知の饗宴、「EBS 1TV 偉大な授業、グレートマインズ」(以下「偉大な授業」)が第6シーズンの幕を開ける. 今シーズンは過去最大規模となる50人の講師陣をそろえ、特に「チェ・テウォンSKグループ会長」(大韓商工会議所会頭)を筆頭に、韓国を代表するリーダーや碩学が初めて参加し、知の領域を広げる. 知の境界を打ち破る…過去最大規模の50人の講師陣 EBSは8日、ソウル・中区の韓国プレスセンターで制作発表会を開き、来月12日に初回放送を迎える「偉大な授業 シーズン6」の構想と豪華な出演者名簿を発表した.
【試写会評】『暗殺者(たち)』シネプレイ記者の採点

【試写会評】『暗殺者(たち)』シネプレイ記者の採点

【試写会評】 1974年8月15日、韓国に衝撃を与えた大統領夫人狙撃事件をめぐる疑惑とその背後を追う映画 〈暗殺者(たち)〉 が、9月23日に公開される。本作では、〈ソウルの春〉、〈内部者たち〉 の制作会社ハイブメディアコープと、〈天文: 空に問う〉、〈徳恵翁主〉 のホ・ジンホ監督がタッグを組んだ。シネプレイの記者が上映後の感想を伝える。 チュ・ソンチョル / ★★★★ / 歴史の空白に切り込みながら、ジャンル映画としての面白さも両立させたキム・ジヨン / ★★★★ / 時代という「ヴィラン」に立ち向かう、『言論の春』ソン・チャンオル / ★★★☆ /...
【インタビュー】「一銭も使わず、本当の自分を見つけた」『毛布を着た人』パク・ジョンミ監督

【インタビュー】「一銭も使わず、本当の自分を見つけた」『毛布を着た人』パク・ジョンミ監督

30歳を目前にしたある日、もう幸せではないと感じたパク・ジョンミ監督は、仕事を辞めて旅に出た。
レベッカ・ソルニットはアイルランド旅行記〈心の歩み〉で、「旅人が最も多く歩く道は心の道」だと、旅に出て初めて知ったと書いている. 旅は「身体の位置だけでなく、記憶の位置、想像の位置も変える」という. パク・ジョンミ監督が記録したドキュメンタリー〈毛布を着た人〉は、2年間にわたる独特な旅を通じて、身体と記憶、想像のかたちを変え、自分の心の道を見つけるまでを、問い、撮り、作り上げた作品だ. ​ 出発にあたっての決意はこうだった. 「今日から1年間、お金を使わずに英国で生き延びるプロジェクトを始めます」. いわゆる「0ウォン生活プロジェクト」だ. 無謀な挑戦を支えた原動力は「不満」だった.
【試写第一印象】『インターン』シネプレイ記者の星取表

【試写第一印象】『インターン』シネプレイ記者の星取表

【試写第一印象】 チェ・ミンシク演じるシルバーインターンと、ハン・ソヒ演じるワーカホリックなCEOの新鮮な出会いを描く韓国映画〈インターン〉が9月16日に公開される. 作品は、立ち上げから3年でファッション業界のダークホースに急浮上した『ソヌ』(ハン・ソヒ)の会社に、37年のキャリアを持つシルバーインターン『キホ』(チェ・ミンシク)が入社したことをきっかけに始まる、世代も肩書も超えたオフィスライフの物語だ. シネプレイ記者が試写で鑑賞した感想を伝える.
【試写評】〈アボジの家ごはん〉 シネプレイ記者の採点

【試写評】〈アボジの家ごはん〉 シネプレイ記者の採点

【試写評】 韓国を代表するイ・ジュニク監督の初ショートドラマ演出作〈アボジの家ごはん〉が、9月9日に公開される. 縦型シネマ〈アボジの家ごはん〉は、40年にわたり毎食の家ごはんにこだわってきた父ハウンが、料理がまったくできなくなった妻スンエに代わって、人生で初めて台所に立つことから始まる物語だ. シネプレイ客員記者イ・ファジョンが評を寄せた. イ・ファジョン/★★★☆/化学調味料(MSG)なしでも深い味わいを感じさせる家庭料理のようなショートドラマ刺激的な犯罪スリラーや情愛劇が跋扈してきたメロジャンルは、ショートドラマの主戦場だった. 〈アボジの家ごはん〉は刺激を強めるのではなく、むしろ削る.