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巨匠の息吹をスクリーンに…ドルビーサウンドでよみがえる名作
韓国映画界に確かな足跡を刻んだイ・チャンドン監督の作品世界を、劇場で改めて堪能する機会が訪れる。複合映画館メガボックスは26日、28日から来月17日までの3週間、特集上映「イ・チャンドン監督特集」を独占開催すると発表した。
今回の特集は、イ監督の新作『可能な愛』が第83回ベネチア国際映画祭で審査員大賞(銀獅子賞)を受賞した快挙を記念して企画された。Netflix製作の『可能な愛』は、解雇された労働者ホソク(ソル・ギョング)と妻ミオク(チョン・ドヨン)、そして2人の苦しい生活をドキュメンタリーに収めようとする監督イェジ(チョ・ヨジョン)と夫サンウ(チョ・インソン)の、すれ違う視線を鋭く、かつ温かく描いた秀作だ。
上映作品は、同監督が新作発表前に手がけた長編監督作6本すべて。韓国社会の裏側に切り込んだデビュー作『グリーンフィッシュ』(1997年)を皮切りに、時代の痛みを逆行してたどる『ペパーミント・キャンディー』(2000年)、疎外された人々の愛を大胆に描いた『オアシス』(2002年)、人間の救済と赦しを問う『シークレット・サンシャイン』(2007年)、芸術と道徳の境界を探る『ポエトリー アグネスの詩』(2010年)、若者世代の無力感と怒りをミステリースリラーに織り込んだ『バーニング 劇場版』(2018年)が、3週間にわたり毎週2作品ずつ上映される。
今回の上映は、一般の劇場にとどまらず、鮮明な映像と立体的な音響を誇るドルビー特別館で行われる。メガボックス側は「時代を貫く巨匠の哲学と美学を、最高の画質と音響で余すところなく体験できる貴重な機会」と強調した。
来場者向けの特典も用意された。全作品の鑑賞料金は「1万ウォン」に設定され、劇場に足を運ぶ際のハードルを大きく下げたほか、来場者にはオリジナル作品ポスターを先着順でプレゼントする。

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