![映画『アイム・フォポ』ポスター[シネマ・ニューウォン提供]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-04-27/a073bcf1-a6eb-45a4-b4cf-9209a6dffcfc.jpg)
意識や感情を持つ人工知能(AI)が社会のあらゆる場所に入り込み、巻き起こる倫理的な衝突。来月21日に公開されるキム・イルドン監督の映画『アイム・フォポ』の中核となるあらすじだ。題材そのものは見慣れているかもしれないが、この作品が注目される理由は別にある。なんと、映画に登場するすべての場面を生成型AIで実現した国内初の長編映画だという点だ。
作品に登場するロボットの犬と散歩する人物や、ニュースを進行するアナウンサーなど、すべてのキャラクターの外見や動きはAIの成果物である。プロの声優による声の演技と、キム監督の脚本を除く視覚的要素のほぼすべてをAIが担当した。いまだ既存の商業映画レベルの緻密な映像美を期待するのは難しいものの、俳優やスタッフなしで監督一人が約2か月で長編映画を完成させたという事実は、映画制作のあり方が革命的に変わりつつあることを示唆している。
キム監督は、最近行われた記者懇談会で「今回の作品を通じて、1人映画の時代の幕開けを知らせたかった」とし、「映像や脚本など、ほとんどの作業を一人でこなすことができた」と明かした。チョン・チャンイル 映画評論家もまた、「韓国をはじめ、世界中のAI映画がどこへ向かうのかを見極めるうえで重要な参考資料になるだろう」と評価した。
![映画『ソウルの波・ブセンサンモン』ポスター[バイドゥのキャプチャ]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-04-27/91a741e2-348c-41bf-afa8-6d095287f4e2.jpg)
海外の状況は、さらに一歩進んだ。中国では、制作の全工程をAIが担当した映画『ソウルの波・ブセンサンモン』が公開を控えている。キャラクターの生成や場面構成はもちろん、音声合成、背景音楽、そして後半の制作作業まで、すべてAIの手によって行われた。生成型AIの活用範囲が、人間の介入を最小限に抑えるところまで拡大しているのだ。
国内でも、商業映画へのAI導入の試みが続いている。昨年カン・ユンスン監督が手がけた映画『中間界』では、クリーチャーの実現や建物崩壊などの特殊効果(VFX)シーンにAIを活用し、時間と費用を大幅に削減した。一部の場面で違和感があるという限界も指摘されたが、技術の進歩スピードを考えれば、こうした欠点はすぐに克服される見通しだ。
AI技術の進化は、日ごとに加速している。キム監督は「AIは遅く学ぶほど有利だ」という言葉で、急激に変わる技術環境を描写した。新しいツールが継続的に登場し、制作環境への参入障壁を下げているという意味でもある。AIが打ち上げた『1人制作時代』が、今後の映画界の地図をどう塗り替えるのか、その行方が注目される。

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