
先月17日のワールドプレミアを通じて世界で初めて公開された映画 〈ホープ〉のカンヌ国際映画祭 公式フォトコール&記者会見は、翌18日(月)の行程で行われた。記者会見に先立ち、公式フォトコールに姿を見せたナ・ホンジン監督とファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、テイラー・ラッセルは、明るい笑顔とあいさつで取材の熱気に応えた。韓国とハリウッドを代表する俳優たちが一堂に集まっただけに、世界各国の取材陣の熱も非常に高く、 〈ホープ〉のキャストたちは親しみやすく和やかな雰囲気で会場の空気を牽引した。


ナ・ホンジン監督「〈ホープ〉は、世の中の問題がどこまで大きくなり得るのかを描いた物語」
ファン・ジョンミン「俳優として最高の想像力を発揮して、エネルギーを込めることが大切だった。」
マイケル・ファスベンダー「この映画は、人間と異星人のあいだの“似ている点”をのぞき込む作品だ。」
作品への高い関心、世界各国の取材陣の質問が続いた公式記者会見

続いて行われたカンヌ国際映画祭の公式記者会見は、ナ・ホンジン監督とファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、テイラー・ラッセルが出席する中、午後12時45分から約40分間、パレ・デ・フェスティバル(Palais des Festivals)のプレスカンファレンスルーム(Press conference room)で実施された。 〈追撃者〉(2008、ミッドナイト・スクリーニング)、 〈黄海〉(2011、注目すべき視線)、 〈哭声/コクソン〉(2016、コンペティション外部門)に続き、コンペティション部門に招待された 〈ホープ〉で4作連続のカンヌ来訪となったナ・ホンジン監督と、渾身の演技を披露した俳優たちに向けて各国メディアの質問が次々と寄せられた。


〈ホープ〉を通じて語りたかったことについての質問に、ナ・ホンジン監督は「人々がなぜ犯罪を犯し、暴力が起き、そしてほかの社会的な問題が生まれるのは何が原因なのかを考えていくうちに、 〈哭声/コクソン〉では超自然的で宗教的な要素まで踏み込んだ。そして今回は宇宙まで行った。これがこの映画の始まりだ。」と、「この映画は、世の中のあらゆる問題、暴力、事件、良くないことが、どうして起きて、どうやって大きくなっていくのかをたとえ話で表したものなんだ。そこまで大きくなるのか?そう大きくなり得る、そういう話をしてみたかった。」と明かした。


続いて、映画内の激しいアクションをこなした感想についての質問に、ファン・ジョンミンは「肉体的にきついという意味ではなかった。この種の仕事を初めて引き受ける立場として、俳優として最高の想像力を発揮して、エネルギーを込めることが重要だった。人ではない未知の存在がついてくると思って演じていたので、つらいというより、むしろ面白くてワクワクしながら作業できた気がする。」と答え、チョ・インソンは「新しいものを生み出すには勇気が必要だと思った。勇気を出して撮影に臨んだ。新しい絵を見せたいというクリエイターの欲望があった。肉体面よりも、感情面での難しさがあった。この恐怖感をどうやって観客に伝えるか、さらに、人間が生きたいという生命力をどうやって共感してもらえるように表現できるかに、より集中して演じた。」と述べた。カンヌ国際映画祭でのプレミア上映を終えた感想について、チョン・ホヨンは「〈ホープ〉が私の初めての映画です。このように大きくて歴史の深い劇場で、初めて自分の顔が大きく映るのを見て、感慨深いものがありました。でも実は、今のこの感情がどんなものなのか、言葉で説明するのはまだ難しい気がします。終わっていちばん最初に浮かんだのは、監督に感謝しなければということでした。本当に一生懸命に作ってくださったんです。」と語った。


また、マイケル・ファスベンダーは「異星人たちも私たちと同じことを望んでいる。だから結局、この映画は“人間と異星人のあいだにある似ている点”をのぞき込む物語のように思える。」と、異星人を演じる立場からの視点を伝えた。作品への参加のきっかけを問われると、アリシア・ヴィキャンデルは「最初に訪れた国際映画祭は釜山(プサン)でした。その経験をきっかけにアジア映画にすっかりはまってしまって、 〈追撃者〉、 〈黄海〉、 〈哭声/コクソン〉を観て圧倒されました。だからナ・ホンジン監督から異星人役の提案を受けたとき、悩むことなく引き受けました。素晴らしくて先見性のある監督と、この映画を一緒に作れることは光栄です。」と述べ、テイラー・ラッセルは「ナ・ホンジン監督は本当に驚くべき映画を生み出す巨匠で、夢以上の存在でした。私がナ・ホンジン監督の作品にキャスティングされるなんて、想像すらできなかったことです。キャスティングの提案が来たとき、ナ・ホンジン監督は会話をしている間ずっと、私をずっと笑わせてくれました。『本当に楽しい旅になるだろう』と思えて、悩む必要もない、当然の選択でした。」と答えた。2,300人が熱狂したワールドプレミアに続き、海外の著名メディアが集まった記者会見まで盛況裏に締めくくった 〈ホープ〉は、第79回カンヌ国際映画祭の熱気をさらに熱く盛り上げている。

〈ホープ〉は、非武装地帯にあるホポ港の出張所で勤務する所長「ポムソク」が、町の若者たちから“トラが現れた”という知らせを聞き、町中が非常事態に包まれる中で、信じがたい現実に出会いながら始まる物語だ。圧倒的な没入感と完成度の高いミザンセーヌ、卓越した演出力で観客と批評家の心を掴んできたナ・ホンジン監督が長い時間をかけて入念に準備した新作 〈ホープ〉は、今夏の劇場公開で観客と出会う予定だ。



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