![映画『マイケル』のワンシーン [AP=聯合ニュース。転載およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-07-13/2c55ac58-4ede-4dd6-ae05-c0901ec354a0.jpg)
『ポップの帝王』の帰還、全世界のスクリーンを圧倒した10億ドルの奇跡
永遠の『ポップの帝王』マイケル・ジャクソンの波乱に満ちた人生を照らし出した映画『マイケル』が、全世界の興行収益10億ドル(約1兆4970億ウォン)の大台に到達し、世界の映画産業に新たな節目を打ち立てた。
13日(現地時間)、米芸能メディア『バラエティ』など主要海外メディアによると、映画『マイケル』は北米ボックスオフィスで3億7180万ドル、海外市場で6億2980万ドルを稼ぎ、累計収益10億100万ドルを突破した。これは単なるヒットを超えた、地球規模の文化現象とみられる。
今回の成果は、実在の人物を扱った『伝記映画』の中でも、間違いなく最高の興行記録だ。従来の1位だったクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』(9億7500万ドル)や、世界的にロック・バンドのクイーン旋風を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(9億1100万ドル)すら圧倒した。さらに制作会社ライオンズゲートの看板ヒット作『ハンガー・ゲーム:キャッチ・ファイア』(8億6500万ドル)の牙城まで崩し、創業以来最高の収益を生み出す金字塔を築き上げた。
メガホンを取った『アントワン・フクア』監督は、世代や国境を越えて作品に応えてくれたグローバルな観客に深い感謝を示し、今回の興行が、映画というメディアが人類を一つに結び付ける強い力を証明した忘れられない瞬間だったと評価した。
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論争を鎮めた大衆の選択、スクリーンから音源チャートへ広がったシンドローム
映画『マイケル』の勢いを止めない興行の歩みは、公開前後に投げかけられた無数の論争を正面から切り抜けた結果だという点で示唆に富む。とりわけマイケル・ジャクソン晩年の『児童への性虐待の疑い』を扱う手法をめぐって激しい論争が起き、関係者の合意をめぐる問題から大規模な再編集プロセスを経ることになり、総製作費が1億5500万ドルまで跳ね上がるなど、紆余曲折の末に進んだ。
公開当初の批評家の視線は冷たかった。グローバルな批評サイト『ロッテン・トマト』で、批評家のフレッシュネス指数は100点満点中38点という屈辱的な数値を記録した。だが、世間の判断は完全に割れた。『ポップの帝王』に寄せる世界中のファンの濃い郷愁が劇場街にあふれ、観客のポップコーン指数は97点まで跳ね上がり、これが爆発的な口コミとともにグローバルなボックスオフィスの制覇につながった。
スクリーンを打ち付けた熱狂は、グローバルな音源チャートへそのまま移った。マイケル・ジャクソンの不朽の名曲たちが米『ビルボード・チャート』を再び奪い返し、巨大な『マイケル・ジャクソン・シンドローム』を再点火している。公開直後に世紀の名盤とされる『スリラー』とベストアルバム『ナンバー・ワンズ』が、メイン・アルバム・チャート『ビルボード200』のトップ10に再び入るなどの快挙も見せた。現在に至るまで、多くのシングルやアルバムがチャート上位圏を堅く維持し、彼の消えないアーティストとしての威光を改めて証明している。

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