『チュ・アヨンのオルゴール』 終末の前に人間の震えを伝えた「プロジェクト・ヘイルメアリー」と「Sign of the Times」
世界中が直面する危機を突破するためのプロジェクト「ヘイルメアリー」を指揮する統括責任者イヴァ・ストラット(サンドラ・ハラー). 彼女は広大な宇宙へチームメンバーを送り出す前の最後のパーティで、歌を歌いながら別れを告げる. めったに感情を見せず、常に冷静で徹底した態度を保っていたストラットだが、別れの瞬間だけは本音をさらけ出す. けれど、彼女が歌うハリー・スタイルズの楽曲「Sign of the Times」は、劇中では単なる別れ以上の意味として働く. 原作小説のアンディ・ウィアーにはなかったこの場面は、映画の中でイヴァ・ストラットの隠された人間的な苦悩を観客へと届ける.
