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[フォト&] 第76回ベルリン映画祭の話題の人物、オープニング作品『ノーグッドマン』の監督兼主演『シャルバヌ・サダト』

アフガニスタンの女性監督としての独自の視点、シャルバヌ・サダトからミシェル・ヨーまで… 今年のベルリン映画祭を牽引した『女性パワー』

第76回ベルリン国際映画祭(Berlinale)がオープニング作品『ノーグッドマン(No Good Men)』を通じて、世界の映画界に重いテーマを投げかけた。特にアフガニスタン出身のシャルバヌ・サダト(Shahrbanoo Sadat)監督は、今回の作品で自ら演出と主演を兼ねる「1人2役」の斬新さを披露し、一気に話題の中心に立った。

スクリーンが伝えた響きは強烈だった。4年以上続いているロシア・ウクライナ戦争やイスラエル・ハマス紛争など、全地球的な対立が続く現時点で、映画は戦争と平和についての深い省察を求める。作品はコロナパンデミックの時期にアフガニスタンで起こった必死の脱出劇を生々しく呼び起こす。ニュース画面でしか見たことのない、離陸する航空機にしがみついて落下する人々の悲劇的なシーンを思い起こさせる。米軍の撤退によって発生した『カブール空港脱出騒動(Kabul Airlift)』は、映画よりも映画のような阿鼻叫喚の現場であったことを証言する。

映画『ノーグッドマン』のスチルカット。アンワル・ハシミとシャルバヌ・サダト [ベルリン映画祭]
映画『ノーグッドマン』のスチルカット。アンワル・ハシミとシャルバヌ・サダト [ベルリン映画祭]

今回のオープニング作品は、監督がそのまま主演俳優という独特な形式でさらに注目を集めた。サダト監督はアフガニスタンの女性監督としての独自の視点を捉えるだけでなく、自らカメラの前に立った。演出と演技という二つの領域を完璧に消化した彼の挑戦は、批評家の高評価を引き出した。

『ノーグッドマン』の監督であり主演俳優であるシャルバヌ・サダト [ベルリン映画祭]
『ノーグッドマン』の監督であり主演俳優であるシャルバヌ・サダト [ベルリン映画祭]

現地メディアの反応も熱かった。ベルリナーレ・パラスト現場ではサダト監督に対する取材熱が続き、彼が名実ともに今回の映画祭の主人公であることを証明した。

ベルリナーレ・パラストで行われたシャルバヌ・サダト監督の現場インタビューシーン
ベルリナーレ・パラストで行われたシャルバヌ・サダト監督の現場インタビューシーン

今年のベルリンのスクリーンを貫くキーワードは間違いなく『女性』である。名誉ゴールデーベア賞を受賞した女優ミシェル・ヨーを筆頭に、オープニング作品『ノーグッドマン』を通じて監督兼俳優として独自の存在感を示したシャルバヌ・サダトまで、女性映画人たちの活躍がこれまで以上に際立つ年である。『コンタクト』・『ノクターナル・アニマルズ』のエイミー・アダムス、 『ジョン・オブ・インタレスト』・『墜落の解剖』のザンドラ・ウィーラー、 『クラウズ・オブ・シルスマリア』・『ノンフィクション』のジュリエット・ビノシュが主演を務める3作品が『女性俳優エディション』を形成し、批評家の注目を集めている。

第76回ベルリン国際映画祭が開催されるベルリナーレ・パラスト劇場の全景。
第76回ベルリン国際映画祭が開催されるベルリナーレ・パラスト劇場の全景。

第76回ベルリン国際映画祭が開催されるベルリナーレ・パラスト劇場の外壁には、今年の主役たちが描かれている。ゴールデーベア賞のミシェル・ヨーと映画『ノーグッドマン』のアンワル・ハシミ、シャルバヌ・サダトの姿が映画祭の雰囲気を一層盛り上げている。

オープニング作品『ノーグッドマン』の家族、ベルリン映画祭オープニングセレモニー現場 [ベルリン映画祭]
オープニング作品『ノーグッドマン』の家族、ベルリン映画祭オープニングセレモニー現場 [ベルリン映画祭]
オープニング作品『ノーグッドマン』制作陣、ベルリン映画祭オープニングセレモニー現場 [ベルリン映画祭]
オープニング作品『ノーグッドマン』制作陣、ベルリン映画祭オープニングセレモニー現場 [ベルリン映画祭]
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