全州国際映画祭、国際競争部門進出作10本を発表…世界70か国からの出品作の中から厳選

長編3本未満の監督による新進監督たちのアジア・プレミア作品を披露する国際競争セクション アメリカのサンダンスで注目を集めた『If I Go Will They Miss Me』から、トルコの『Stone and Feather』まで多彩なラインアップ 4月29日(水)から5月8日(金)まで、全州映画の通り周辺で10日間の映画祭を開催

第27回 全州国際映画祭 国際競争セクション上映作
第27回 全州国際映画祭 国際競争セクション上映作

開幕を前に、全州国際映画祭が今年の国際競争選定作を公開した。

今年で27回目を迎える全州国際映画祭は、4月3日に、国際競争に名を連ねる10本の作品を発表した。国際競争は、長編で3本未満の映画を監督した新進監督たちの作品を対象に、アジアで初めて上映される作品を紹介するセクションだ。昨年11月から今年1月までに、計70か国から421本が出品された。

その中で最終的に選ばれた10本は、次のとおり。アメリカ・カリフォルニア州出身のウォルター・トンプソン=エルナンデス監督による2作目の長編 〈If I Go Will They Miss Me〉は、サンダンス映画祭で注目を集めた同名の短編を拡張したプロジェクトで、フードに暮らす黒人の少年の思いを、夢幻的に描き出す。トルコ出身のラグプ・トゥルク監督による 〈Stone and Feather〉は、刑務所に行っている間に保育園へ預けられた子どもを取り戻そうとする「ナジレ」の奮闘を追う劇映画だ。

〈Chronovisor〉は、アメリカ・ボルチモア出身の演出デュオ、ジャック・オーウェン、ケビン・ウォーカー監督のデビュー作で、隠遁型の学者の暮らしと、過去を撮影できる秘密の技術が噛み合いながら展開していく、知的ミステリーだ。アルゼンチン出身のエセキエル・サリナス、ラミロ・ソンシーニ監督による 〈The Night Is Fading Away〉は、職が変わり人生がつらくなったそれでも映画がより身近になったことで、生き生きとしたフェルーの日常を、ロマンチックな白黒のイメージで描く。

〈Michiyuki - Voices of Time〉(2019)で第21回全州国際映画祭のコンペ部門に進出していたナカオ・ヒロミチ監督の 〈Michiyuki - Voices of Time〉は、古い家へ引っ越してきた若者が、家や町、そして時間の記憶を漂うように探検していく過程を、丁寧に紐解いていく。ドイツ出身のシャクリン・ヤンセン監督による 〈Six Weeks On〉は、母を亡くした娘が6週間の喪の時間を過ごすことになって起きる出来事を描いた作品だ。

イレネ・バルトロメ監督の 〈Dream of Another Summer〉は、ベイルートを舞台に、古びた街の風景とアパートの室内を絶え間なく行き来しながら、映像的な超現実を体現したドキュメンタリーだ。インド出身の詩人で監督のアンキュル・フダが手がけた 〈The Calf Doll〉は、フィクションとドキュメンタリーを混ぜ合わせたハイブリッド・プロジェクトで、村の人々の即興の演技と実体験をもとに、伝説のような物語を紡ぎ出す。

イザベル・パリアイ監督の 〈Fantasy〉は、偶然見つけたノートをきっかけに、夢と現実が絡み合う幻想を、実験的な形式で提示する。ヴィタウタス・カトクス監督の劇映画 〈The Visitor〉は、両親の家を売るために故郷へ戻ってきた一人の男性が直面する、見慣れない感情やノスタルジアを、水彩画のように描き出す作品だ。

第27回全州国際映画祭は、4月29日(水)から5月8日(金)まで、全州映画の通りを中心に、全州市内一帯で開催される。

映画人

【インタビュー】“虎のような役者を食う”新星、チェ・ヒョヌク 『〈Notes from the Last Row〉』②
ニュース
2026/7/3

【インタビュー】“虎のような役者を食う”新星、チェ・ヒョヌク 『〈Notes from the Last Row〉』②

※本稿はチェ・ヒョヌクのインタビュー第1回からの続きです。〈Notes from the Last Row〉は、イ・ガンが幼い頃に児童養護施設で出会ったホ・ムノが何気なく放った一言が傷となり、復讐を決意するという設定です。復讐の原動力としては感情の導火線がやや弱いのではないかという見方もありますが、演じた立場から復讐のきっかけをどのように受け止めましたか。「台本を読み、想像してみ

【インタビュー】“虎のような俳優”を食う新星、『最後列の少年』チェ・ヒョンウク①
ニュース
2026/7/3

【インタビュー】“虎のような俳優”を食う新星、『最後列の少年』チェ・ヒョンウク①

続きが気になる物語を生む俳優だ. 2002年生まれのチェ・ヒョンウクが、1962年生まれのチェ・ミンシクと真っ向からぶつかり、一歩も引かないばかりか、言うならば頭のてっぺんで踊るほどの勢いを見せるとは、誰が想像しただろうか. ​チェ・ヒョンウクはこれまでの瑞々しい青春像を脱ぎ捨て、内面の読み取りにくい冷ややかで不穏な顔つきで戻ってきた. 前作で荒々しいエネルギーを爆発させたのとは異なり、今回は感情の起伏を抑え、微細な眼差しや抑制した身体表現だけで緊張感を高めている. ​6月26日に公開されたネットフリックス・オリジナルシリーズ『最後列の少年』は、失敗した作家で国文科の教授「ホ・ムノ」(チェ・ミンシク)が、講義室の最後列に座る工学部生「イ・ガン」(チェ・ヒョンウク)の天才的な文章に魅了され執着することで起きる物語を描く.

댓글 (0)

아직 댓글이 없습니다. 첫 댓글을 작성해보세요!

댓글 작성

×