
キヤノンコリアが主催した『キヤノン シネマキャンプ 2026』は、理論講義と実地撮影を組み合わせた実習プログラムとして、先月7月27日から31日にかけて実施され、約1,000人の応募から選ばれた30人の参加者が5日間で専門家とともに6本の映画を制作する場となった。参加者は映像制作の全工程と現場に即したノウハウを学び、主催側は実際の利用者の経験や映像エコシステムを把握する機会を得た。



同キャンプは約1,000人の応募者の中から30人を選抜した。33対1の競争率で選ばれた参加者は、キャンプ期間中の一連のプログラムのうち、キャンプ初日の7月31日にソウル・江南区にあるキャノンプレックスで基礎理論講義を受講した。キヤノンコリア マーケティング部門長のチョン・ビョンリム氏の歓迎の辞に続き、キャンプリーダーのチュ・ギョンヨプ撮影監督とキム・ウヒョン撮影監督がそれぞれのテーマで講義を行った。映画『第8日目の夜』・『ギョンアの娘』・『ポクスル』などを撮影し、EOS R6 V ショートフィルム『あなたと私のフォトセラピー』を演出したチュ・ギョンヨプ撮影監督は「イメージの基本原理」を中心に講義した。『そのときの人たち』・『晩秋』・『1987』・『オッジョルスガ オプダ』などを手掛けたキム・ウヒョン撮影監督は、文章化された物語を視覚的な場面に変換する過程を「シナリオはどうやって映画になるのか?」というテーマで解説した。その後、ドラマ『梨泰院クラス』・『マイ・ミスター(私のおじさん)』・『ポクサク ソクッサッスダ』などを手がけたチェ・ユンマン撮影監督が合流し、参加者との質疑応答を通じて現場での悩みや感覚的経験を共有した。



翌日の8月1日からは江原道・原州へ移動し、本格的な撮影実習が行われた。参加者は5人ずつの6チームに分かれ、「光とは何か」というテーマに沿って画面の雰囲気を自ら作り出す時間を持った。参加者は現場で照明機材を使い、光の足りない状況を目で確認して調整し、さまざまな撮影成果をその場で確認した。現場に同席した講師陣や実務スタッフはその過程を見守りながら具体的な助言を行った。続く実習も、単に理論や既定のガイドに従うのではなく、機材を自ら操作することを中心に進められた。キヤノンコリアだけでなく、アプチャー(Aputure)、スモールHD(SmallHD)、スモールリグ(SmallRig)、サンディスク(SANDISK)、テラデック(TERADEK)、LGエレクトロニクス、H&Y、ファンノマド(FUNOMAD)、コリアフォトプロダクツ(KPP)、CL MEDIA、TASCAM、DEITY、BLS など多様なブランドが『キヤノン シネマキャンプ 2026』に機材を提供し、参加者の実習環境を向上させた。




キャンプ3日目は、2チームに分かれた参加者が与えられた音楽を基に映像を制作し、互いの成果を確認する工程を行った。各自の意図と成果を細かく検証し、講師陣とともに改善点を探る教育過程を通じて、現場での試行錯誤や混乱を事前に体験する場となった。その後、映画に出演する俳優らが現場に合流し、参加チームとともに全体のシナリオやコンセプト、日程や撮影場所を決め、4日目からチームごとに映画を制作する時間を持った。EOS R6 V と EOS C50 を使用して撮影する現場では、キム・ウヒョン、チェ・ユンマン両撮影監督が撮影過程を見守りフィードバックを提示し、それを反映して成果を再確認しながら完成度を高めていった。
キャンプの締めくくりとなるポストプロダクションは、キム・ジョンホ・カラーリストの指導の下で色補正ソフトの習得時間が続いた。この過程も監督がまず望む結果を説明し、カラーリストが作業を行う方式を通じて、後処理におけるコミュニケーションの感覚を身に付ける形で進められた。

キャンプ終了後、参加者はポストプロダクションを経て映画を完成させ、8月7日に某所の映画館で行われた上映会で各自の成果を披露した。同一の機材で制作が進められたものの、各チームの作品は題材や画面構成、色味などで異なる表情を見せ、作品理解に基づく制作プロセスの重要性を改めて示した。自ら制作した映画を劇場のスクリーンで鑑賞した参加者には修了証が授与され、『キヤノン シネマキャンプ 2026』は成功裡に終了した。

2015年から国内の写真・映像分野の専門家の作品活動を支援する「キヤノン マスターズ」を運営してきたキヤノンコリアは、2026年にキム・ウヒョン、シン・ウソク、チェ・ユンマン、ホン・ジョンピョ監督ら映像分野の専門家4人を含む計8人のマスターズを選定し、新進クリエイターを支援する『キヤノン シネマキャンプ 2026』を実施した。参加者からは「自分でどうすればさらに成長できるかのガイドになった」「基礎から現場実習まで同時に進むことで、望んで学びたかった以上のことが学べた」といった感想が寄せられており、同様の支援の継続と現場関係者と新進映画人の出会いがより活発になることを望む。



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