ジョン・カーニー監督の新作「シング・アゲイン」帰還…340万人を動員した監督が描く盗まれた名曲
![映画「シング・アゲイン」の場面[バイフォーエムスタジオ提供。再販売およびデータベースへの使用禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-08-24/aa0028ad-9b80-4de8-955c-07b664754913.jpg)
無名バンドとポップスターの奇妙な一夜、そして盗まれた傑作
韓国の劇場で340万人の観客を魅了した「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督が、創作の裏側に切り込む挑発的な音楽映画とともに帰ってくる。配給会社のバイフォーエムスタジオは、カーニー監督の新作「シング・アゲイン」(Power Ballad)が来月2日、韓国の劇場で正式公開されると発表した。
本作は、無名歌手「リック・パワー」(ポール・ラッド)と、全盛期を過ぎたポップスター「ダニー・ウィルソン」(ニック・ジョナス)が、たった1曲を巡って激しい真実の応酬を繰り広げる姿を描く。アイルランドのダブリンに根を下ろし、結婚式で歌う専門バンドとして生計を立てるリックは、偶然出会ったダニーと音楽的なインスピレーションを分かち合い、運命的な一夜を過ごす。
しかし、穏やかだったリックの日常は、ダニーが発表したメガヒット曲「君なしでどうやって曲を書く?」(How to Write a Song (Without You))を耳にした瞬間、粉々になる。その曲が、かつてリックがダニーに純粋な思いで聴かせた未発表の自作曲だったからだ。
![映画「シング・アゲイン」のポスター[バイフォーエムスタジオ提供。再販売およびデータベースへの使用禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-08-24/77d0367d-5197-44b7-b8e5-52f20789be9e.jpg)
「創作の本質」を問う巨匠の視線…ハリウッドのトップスターが織りなすアンサンブル
自分の曲だと証明できる物的証拠が何一つ残っていない絶望的な状況。リックと直接対面するため米国へ向かったダニーの行動をきっかけに、2人の対立は頂点に達する。映画は、家族のためにステージ上の華やかなスポットライトを手放したリックと、過去の栄光に閉じ込められてさまようダニーの人生を鮮明に対比させ、「創作の本質」という重い問いを投げかける。同じ旋律が、まったく異なる軌跡を歩んできた2人のアーティストにどのように変奏されて届くのかを、繊細な心理描写で描き出した。
メガホンを取った「ジョン・カーニー」監督は、インディペンデント映画の限界を打ち破り、20万人を動員してアカデミー歌曲賞を手にした「ONCE ダブリンの街角で」(2007年)を皮切りに、「はじまりのうた」(2014年)、「シング・ストリート 未来へのうた」(2016年)まで相次いでヒットさせてきた、自他ともに認める「音楽映画」の巨匠だ。特に、マーベル・シネマティック・ユニバースの「アントマン」で知られる「ポール・ラッド」と、世界的ボーイバンド、ジョナス・ブラザーズ出身の「ニック・ジョナス」が生み出す圧倒的な演技の化学反応に、世界の批評家と観客の注目が集まっている。

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