
巨匠たちの帰還、人口12万の地方都市を目覚めさせる
アジアで唯一の音楽映画祭である「堤川国際音楽映画祭」(JIMFF)が3日、華々しく開幕する。22回目を迎えた今年の祭典は、かつてない熱気に包まれている。執行委員長を務めるチャン・ハンジュン監督の指揮の下、韓国映画界の二大巨頭とされるポン・ジュノ、パク・チャヌク両監督の参加が伝えられ、会場の雰囲気はすでに最高潮に達した。映画祭事務局によると、前売り券の総数は例年並みを維持している一方、主要プログラムのチケットは異例の速さで売り切れている。開幕を目前に控えた堤川市内では、静けさの中にも張り詰めた緊張感と慌ただしさが交錯していた。街の各所には大型の宣伝物が掲げられ、祭典の準備に当たる作業員や取材陣の往来が続き、街に新たな活気を吹き込んでいる。

街の中心に移った祭典、地域経済と共存共栄
今回の映画祭で最も目を引く方針転換は、観客と地域社会との接点を大幅に広げたことだ。従来、郊外の飛行場で行っていた開幕作品の上映や主要公演を、市中心部の「芸術の殿堂・野外ステージ」に移した。特に、来場者に前売り料金の一部を「地域通貨」で還元する制度を導入し、文化消費が地域商圏の実質的な売り上げ増につながる仕組みを整えた。この戦略は早くも効果を示している。会場周辺の宿泊施設は早くから満室となり、飲食業界も押し寄せる人波を迎えるため、食材や人員を増やすなど活況を呈している。堤川市内の各所で繰り広げられるバスキングなど多彩な関連行事は、静かだった地方都市全体を巨大な野外祭典の会場へと変えた。

厳重な警備の中で繰り広げられる188作品の音楽飛行
大勢の人出が予想されることから、関係当局は安全管理に総力を挙げている。堤川市は文化芸術課の職員や警察官ら70人余りを現場に重点配置した。万一の事態に備えて「警察特攻隊」も投入し、爆発物の検査などテロ対策活動まで展開して厳重な警備態勢を敷いている。今年の映画祭では、「Fly Together」をスローガンに、世界45カ国から出品された188作品を上映する。作品は堤川文化劇場、堤川映像メディアセンター「ポム」、葉たばこサロンなどで観客に披露される。看板音楽祭「ワン・サマー・ナイト」は4日から2日間にわたって開かれ、FTISLAND、Crushらトップアーティストがステージを盛り上げる。さらに、ソン・ソッキ、チョン・ミド、キム・ユナら各界の著名人が参加する「トーク・トゥ・ユー」や、ベールに包まれていた「オールド・ボーイ」と「スノーピアサー」の未公開スチール写真展など、希少性の高いイベントが観客の知的・文化的な渇きを満たす見通しだ。

댓글 (0)
댓글 작성
댓글을 작성하려면 로그인이 필요합니다.
로그인하기