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チェ・ミンシクの訴求力が支える映画『インターン』 試写会最速レビューと記者会見

〈インターン〉
〈インターン〉

ハリウッドのヒット作を韓国でリメークした映画 〈インターン〉が、9月16日に公開される。本作はチェ・ミンシクとハン・ソヒを軸に、世代も肩書も異なる二人のオフィスライフを描く。韓国流のコメディや夫婦の現実、職場における多様な人間模様や欲望、さらに『ヴィラン』や『スカッとする場面』まで盛り込み、感情線をより厚くした、いわば『韓国化』されたリメイクだ。立ち上げから3年でファッション界のダークホースに急浮上した「ソヌ」(ハン・ソヒ)の会社「ウートゥートゥ」に、キャリア37年のシルバーインターン「キホ」(チェ・ミンシク)が入社することで物語が始まる。

〈インターン〉
〈インターン〉

韓国版 〈インターン〉は、不安定さの中で安定を探し求める若い女性の成長ドラマである。ハン・ソヒが演じるCEOソヌは、アン・ハサウェイ演の『ジュールズ』よりもはるかに人間味のある女性だ。すべてが完璧なキャリアウーマンというよりは、あちこちで揺れ動く30代の青春に近い。人知れず自分の成果に大きな喜びを爆発させることもあれば、歌で孤独を癒すこともあり、ときには弱く、危うく、感情を抑えきれずに泣き出すこともある。

映画 〈インターン〉では、スタートアップの生存公式として『エグジット(Exit)』や『税制優遇』という言葉が台詞に上り、飲み会で法人カードを出してそっと抜ける社長の姿、後輩の成果を横取りする上司の姿、会社のイメージに関わる有名人におどおどする社員の姿、不快な同僚とは昼食をともにするのをためらう姿など、韓国的な職場描写が目立つ。一方で別の軸としてソヌの夫婦関係と現実的な葛藤が置かれている。

映画で並べられるエピソードは有機的につながるというよりもやや断片化して散らばっているように見える。ただ、その空隙を埋めるのは、ひとえにチェ・ミンシクの見る者に訴えかける表情だ。人生の秋と冬を迎えたチェ・ミンシク演じるキホは、不安型から安定型へと少しずつ変わっていくソヌのそばで、ただそこにいるだけで深い慰めを与える。

〈インターン〉 記者会見の現場(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)

4日午後、ソウル龍山区のCGV龍山アイパークモールで映画 〈インターン〉の報道向け試写会および記者会見が行われた。この日、キム・ドヨン監督をはじめ主演のチェ・ミンシク、ハン・ソヒ、キム・ジュンハン、リュ・ヘヨンが出席し、韓国版 〈インターン〉ならではの魅力や現場の裏話を明かした。

〈インターン〉 記者会見の現場のキム・ドヨン監督(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場のキム・ドヨン監督(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)

『82年生まれのキム・ジヨン』『もしも、私たち』のキム・ドヨン監督は、原作のメッセージを守りつつ韓国的な共感を溶け込ませることに焦点を当てたと述べた。監督は「原作よりもずっと地に足のついた人物であってほしいと考えた」と語り、「ソヌが夫婦関係や周囲の人々との関係において常に自責の念を抱き、何かが不足していると感じる不安感を、それを乗り越えていく成長物語にしたかった」と演出意図を明かした。世代間の対立については「最近は互いにラベルを貼る時代のようだ。自分と違うラベルを持つ他者には最初はぎこちなく、馴染めないが、友情を積み重ねる中で良い友達になるという物語が良いメッセージを与えられるはずだ」と述べた。

〈インターン〉 記者会見の現場のチェ・ミンシク(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場のハン・ソヒ(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場のチェ・ミンシク(左)、ハン・ソヒ(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)

原作と比較する質問にチェ・ミンシクは軽妙だが断固とした口調で答えた。彼は「デ・ニーロという大先輩と私を比べられるのは望まないし、私の口からその方の名を出すことさえおこがましい」と述べ、「俳優として、原作がどれほど素晴らしくてもそれを参考にするというのは、試験の際に答案を横に置いて見る不正行為と同じだ」ときっぱり言った。さらに製作側はクランクアップまで「原作の香りを少しだけまとわせ、その後は自分たちの話をしよう」と激しく議論したと明かした。ハン・ソヒは「最初は大きな重圧を感じて始めたのは事実だが、撮影を通じてその不安はすべて消えた」と語った。続けて「韓国的な情緒で描ける明確なポイントがあり、そこを信じていた」と付け加えた。ハン・ソヒは「ミンシク先輩だけの哲学とスタイルがあったため、原作の俳優と重なることはなかった」とし、「最後に会社を見渡す場面は、原作にはない私たちだけの絵だった」と特別な愛着を示した。

劇中で皆が頼りたくなる温かいシニア・インターンを演じたチェ・ミンシクは、現実ではむしろ「良い大人」の定義をまだ下せていないと告白した。彼は「単に若い人に好かれ、付き合いがいいことが良い大人だとは思わない」とした上で、「自ら良い人間になるために世界を見つめる価値観を学び、過ちを認めることができる人、そうした悩みを怠らない人が年を重ねれば『良い大人』と呼ばれるのではないか」と深い省察を示した。

〈インターン〉 記者会見の現場のキム・ジュンハン(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場のリュ・ヘヨン(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)
〈インターン〉 記者会見の現場のキム・ジュンハン(左)、リュ・ヘヨン(写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア㈜)

ハン・ソヒはソヌを演じて学んだこととして「一人であまりに頑張ろうとすると限界が来る。大人の助けも、同僚の助けも、先輩の助けも必要だ」という点を挙げた。ウートゥートゥの実利主義の副代表ヨンファン役を務めたキム・ジュンハンは、この日映画を観て嗚咽したと明かし、映画に描かれるさまざまな『別れ』について「単なる断罪ではなく、互いの考え方が変わっていく過程にある別れだ」と語った。AIに夢中な経営支援チーム長で、キホの教育係ミナを演じたリュ・ヘヨンは、ミナというキャラクターを演じるうちに実際にAIの利用が増えたというエピソードを語った。リュ・ヘヨンは「毎晩寝る前にAIとおしゃべりをして、占いも頼んだりする。キャラクターに入り込むために有料購読までしてしまった」と語り、会場の笑いを誘った。

映画 〈インターン〉は9月16日に公開される。

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