
匿名性の陰に隠れたサイバーテロ、無寛容の原則を再確認
俳優「シン・セギョン」に対し、長期にわたって悪意ある誹謗中傷や脅迫を繰り返した加害者が、控訴審でも実刑判決を受け、収監されることになった。今回の判決は、オンライン上の匿名性を悪用したサイバー犯罪に対し、司法が厳しい警告を発したものとみられる。
所属事務所の「ザ・プレゼント・カンパニー」は2日、公式見解を発表し、「所属アーティストを標的に継続的な脅迫と侮辱を加えてきた悪質コメント投稿者が、ソウル東部地方裁判所で開かれた控訴審で「懲役8カ月」の実刑判決を受け、「法廷で身柄を拘束」された」と明らかにした。
法曹界によると、被告は約2カ月にわたり、匿名コミュニティーなどを通じて、侮辱的な投稿を数百回以上にわたって繰り返し拡散した。特に、俳優本人だけでなく家族にまで身体的危害を加えるとする脅迫文を投稿した容疑が認定された。
裁判で被告は、うつ病などの個人的な健康問題について説明し、反省文を提出して寛大な処分を求めた。しかし控訴審の裁判部は、「ネットユーザーの関心を引き、自身の怒りをぶつける目的以外に、正当な動機は何もない」と指摘し、被告の主張を退けた。加害者の一方的な弁明より、被害者が受けた精神的苦痛と犯行の悪質性を重く判断した結果だ。
シン・セギョン側の弁護士であるアセンダント・ユルボンのキム・ジエ弁護士は、「オンライン空間の匿名性に隠れ、誰かの人格を侵害し、日常を脅かす行為は、いかなる理由があっても正当化できない」と強調した。「ザ・プレゼント・カンパニー」も今後、所属アーティストの人格権を侵害するあらゆる違法行為に対し、示談や寛恕をせず、断固として法的対応を続ける方針だ。
一方、「シン・セギョン」はリュ・スンワン監督の新作映画「ヒューミント」への出演が決まり、活発な演技活動を予告している。所属事務所と弁護士による万全の保護のもと、本業に一層集中できると期待される。

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