
アメリカ俳優組合賞(SAG Awards)が『俳優賞(The Actor Awards)』という新しい名前で戻ってきた。第32回授賞式の主役は単一年度最多候補指名新記録を樹立した映画『ワンバトルアフターアナザー(One Battle After Another)』だった。
8日(現地時間)アメリカ俳優組合(SAG-AFTRA)によると、7日に発表された第32回俳優賞候補名簿で映画『ワンバトルアフターアナザー』がなんと7部門に名前を挙げ、歴代最多記録を更新した。
◆ 『ワンバトル』の独走、『シナーズ』の追撃
『ワンバトルアフターアナザー』はアンサンブル賞をはじめベニシオ・デル・トロとショーン・ペンが並んで男優主演賞候補に上がるなど圧倒的な存在感を示した。その後を追うライアン・クーグラー監督の『シナーズ(Sinners)』が5部門候補に上がり『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2023)』、『シカゴ(2003)』などと共に歴代共同2位記録を樹立した。
男優主演賞部門はまさに『死の組』だ。『シナーズ』のマイケル・B・ジョーダン、『ワンバトル』の二人の主演俳優、そして映画『ハムネット(Hamnet)』のティモシー・シャラメがトロフィーを巡って激突する。女優助演賞部門には映画『ウィキッド: フォー・グッド』のアリアナ・グランデが名前を挙げ、ポップスターから俳優としての地位を固めた。
◆ TV部門は『ザ・スタジオ』強勢
TV部門では『ザ・スタジオ(The Studio)』が5つの候補を輩出し最多指名の栄誉を手にした。これは歴代TV部門最多記録である6つ(『エンジェルス・イン・アメリカ』など)に1つ足りない記録だ。コメディ部門では『オンリー・マーダーズ・イン・ザ・ビルディング』のセレーナ・ゴメスがアンサンブル賞候補に上がり、『ザ・ベア』のエボン・モスバッハクなどが熾烈な競争を予告した。
◆ なぜ『俳優賞(The Actor Awards)』なのか?
昨年11月、組合は30年間続いた『SAGアワード』という名称を捨て、トロフィーの愛称である『The Actor』を正式名称として採用した。ジョベス・ウィリアムズSAG-AFTRA会長は「私たちは映画とTVの俳優を称える授賞式」と述べ、「名称を直感的に変更することがショーの新たな章を開く最も明確な方法だ」と説明した。ただし「名前だけが変わるが、形式と伝統はそのまま維持される」と強調した。
第32回俳優賞はオスカー(アカデミー)授賞式の2週間前の3月1日、Netflixを通じて全世界に生中継される。



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