![『ファイア野球』ポスター[スタジオシウォン提供。再販売およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-07-02/8ee5442e-d36f-49ee-9a6f-eeda8191f876.jpg)
歴史の重みを見捨てたグラウンド、バラエティの断固たる 「レッドカード」
単なるスポーツバラエティを超える決断だ。人気野球バラエティ番組 「ファイア野球2」が、グラウンドを覆った 「地域の見下し論争」の深刻さを厳格に受け止め、ペ・ジェゴ(配材高等学校)野球部の特集放送を全面的に白紙撤回する強硬策に踏み切った。
制作会社 「スタジオシウォン(C1)」は先月1日、公式YouTubeチャンネルを通じて「最近持ち上がったペ・ジェゴ関連の事案の深刻さを深く痛感する」とし、6日にベールを脱ぐ予定だった当該放送回の送出取り消しを公式化した。これは視聴率や話題性という軽薄なバラエティの物差しよりも 「歴史への配慮」と 「社会的責任」を優先した、重みのある歩みだと解釈される。
これに伴い6日の放送は一時的に息を整え、視聴者の物足りなさを埋めるため、13日午後8時の 「ソンナム高」編を代替編成してグラウンドの熱気をつなぐ見通しだ。
当初 「ファイア・ファイターズ」の選手団は先月7日、ソウルの高尺スカイドームでペ・ジェゴと譲らぬ激戦を繰り広げ、この熱い名勝負はSBSプラスを通じて自宅のテレビの前に生中継され、野球ファンから大きな反響を得ていた。
![『ファイア野球2』制作陣の告知[スタジオシウォンのYouTube切り抜き。再販売およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-07-02/ed83208a-bb1f-4d35-ae51-fb93f8372184.jpg)
度を越えた 「嫌悪の言葉」、民主化の崇高さを損ねる
当初、制作陣はこの試合の痛快なハイライトや未公開の裏話を密度高く編集し、YouTubeチャンネルで披露する計画だった。ところが、ペ・ジェゴ野球部が吐いた 「不適切な言動」が表面化し、結局、当該映像は永久廃棄の手順を踏むことになった。
騒動の発端は先月29日、ソウルの木洞区球場で開かれた第81回青龍旗全国高校野球選手権大会兼週末リーグ王中王戦にさかのぼる。 「クァンジュチェイル高(クァンジュ・チェイル高)」と対戦していたペ・ジェゴ側の一部選手が、相手陣営に向けて 「スターバックス、行こうよ」、「タンクデイ」などの衝撃的なヤジを浴びせた事実が明らかになったのだ。
こうした惨めなスローガンは、韓国の民主主義の骨格である 「5・18民主化運動」を露骨に貶め、嘲弄する痛切な意味を含んでいる。とりわけ 「タンクデイ」は、過去の5・18記念式典当日に特定企業が行って猛バッシングを受けていた販促イベントを連想させる悪意ある発言であり、野球ファンにとどまらず全国民の怒りを引き起こしている。スポーツマンシップが生き生きと息づくべき学生野球の現場が 「歴史の改ざん」と 「嫌悪」の汚れで色あせた、痛ましい一面だ。

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