エンターテインメント業界に波紋を広げた300億ウォン規模の詐欺スキャンダルの頂点が、法の審判の場に持ち込まれる。著名な芸能企画会社「ウォンヘンドレッド・レーベル」の「チャガウォン」代表が、特定経済犯罪の加重処罰などに関する法律上の詐欺容疑で拘束送致された。華やかなエンタメ事業の裏には、所属アーティストの「知的財産権(IP)」を餌にした巨額のだまし取りと、緻密な「回し(ツケ回し)」があった。

看板だけのIP事業の実態、242億ウォン前払金の行方と二重契約の罠
ソウル警察庁の広域捜査団・金融犯罪捜査隊は去る7日、詐欺容疑の立証に向けた膨大な捜査資料とともに、チャ代表をソウル中央地検へ拘束した状態で送った。事件の核心は、株式会社ノムスを相手にした欺罔(ぎもう)行為だ。警察の調べによると、チャ代表は実質的な事業の履行能力や意欲がまったくない状態で、芸能人のIP事業を名目に「242億ウォン」に達する巨額の前払金をだまし取ったことが確認された。
犯行手口は大胆で巧妙だった。チャ代表は、他社と結んだ既存契約が明確に有効であるにもかかわらず、それを徹底的に隠したまま「二重契約」を強行した。巨額の借金の山の上にエンターテインメント事業を立ち上げた彼は、いわゆる契約の“分割”という便法を用いて、既存の債務を返済するポンジ詐欺の形で「回し(ツケ回し)」を続けていた疑いが、捜査の過程であからさまに明らかになった。
捜査機関の執念も際立った。先に警察は去る6月、2度にわたって拘束令状を申請したが、検察の補完捜査要求という障害に直面した。だが、膨大な口座の追跡と、複雑に絡み合った契約関係を執拗に分析し、先月22日に3度目の令状請求という勝負に出た。結局、ソウル中央地方法院は去る3日の令状実質審査で、「証拠隠滅のおそれが濃厚だ」という判断とともに、拘束令状を即時に発付して捜査の正当性を与えた。

댓글 (0)
댓글 작성
댓글을 작성하려면 로그인이 필요합니다.
로그인하기