![金熊賞を持つトルコ系ドイツ監督イルケル・チャタク [EPA聯合ニュース]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-02-23/ab8fc69c-be95-4555-b6be-68073477917f.jpg)
第76回ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)最高の栄誉である金熊賞がトルコ系ドイツ監督イルケル・チャタクの作品〈イエロー・レターズ〉(Yellow Letters)に贈られた。
⬦ 22年ぶりにドイツ監督金熊賞快挙...『イエロー・レターズ』の鋭い時代精神
ベルリン映画祭競争部門審査委員団は21日(現地時間)夕方、ドイツ・ベルリンのベルリナーレ・パラストで授賞式を開き、金熊賞を含む合計8部門の受賞作を発表した。
〈イエロー・レターズ〉は国家権力によって生活の拠点を失ったアーティスト夫婦がイスタンブールで生存と信念の間の葛藤の中で家族解体の危機に直面する物語を描いた作品で、トルコ語で制作された。
ロイター通信によると、チャタク監督は受賞感想で「真の脅威は私たちの間ではなく、あそこにいる独裁者たちにある」と述べ、「私たちの時代の虚無主義者たちが権力を握り、私たちの生活を破壊している」と強く批判した。彼は続けて「お互いに戦わないで、彼らと戦おう」と強調し、会場の注目を集めた。
ドイツ監督が金熊賞を受賞したのは2004年のファティ・アキン監督の〈ミチゴシタクテ〉(Head-On)以来22年ぶりだとDPA通信が伝えた。
部門別の受賞結果を見てみると、銀熊賞審査委員大賞はトルコのエミン・アルペル監督の〈サルベーション〉(Salvation)が受賞した。この作品はトルコの山村の宗教的信念と権力の葛藤を描いた作品である。銀熊賞審査委員賞はアルツハイマー患者とその家族の物語を描いたアメリカのランス・ハマー監督の〈クイーン・アット・シー〉(Queen at Sea)が受賞した。
![銀熊賞を持つドイツの女優ザンドラ・ウィーラー [EPA聯合ニュース]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-02-23/3a784d9f-08da-491c-b638-023a60a736b5.jpg)
銀熊賞監督賞はグラント・ジー(イギリス)監督が〈エブリワン・ディグス・ビル・エヴァンス〉(Everyone Digs Bill Evans)で受賞し、銀熊賞主演賞は〈ローズ〉のザンドラ・ウィーラー(ドイツ)に贈られた。ウィーラーは2006年にも同じ賞を受賞したことがある。銀熊賞助演賞は〈クイーン・アット・シー〉のアナ・コルダー・マーシャルとトム・コートニー(いずれもイギリス)が共同受賞した。
銀熊賞脚本賞は〈ニナ・ロザ〉(Nina Roza)を執筆したカナダの監督ジェネビーブ・デュリュードが受賞し、銀熊賞芸術貢献賞はアメリカのドキュメンタリー〈ヨー:ラブ・イズ・ア・リベリアス・バード〉(Yo: Love Is a Rebellious Bird、アナ・ピーチ・バンカー・ホワイト)にそれぞれ授与された。
⬦ スクリーンを突き破る現実政治...ガザ地区・独裁に向けた骨のある批判が続出
一方、今回の映画祭は開幕から閉幕までアーティストの政治的表現の自由を巡る論争が続いた。審査委員長を務めたヴィム・ヴェンダース監督が12日の開幕式記者会見でガザ地区の戦争に関する質問に「私たちは政治の場に入ることはできない」と発言し、映画界から激しい批判を受けた。
その後、映画祭期間中に多くの映画人がパレスチナ人の犠牲に国際社会の関心を呼びかけるなど、政治的な声を上げ、授賞式も例外ではなかった。
審査委員大賞を受賞したアルペル監督は演説でトルコの反体制囚との連帯を表明し、「独裁の下でうめくイラン国民、最も恐ろしい環境で生き、死んでいったガザ地区のパレスチナ人たち」を言及したとAFP通信が伝えた。



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