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「ヨーダ・ユートニウム教授」の声の名手、声優トム・ケインが死去…享年64歳

「スター・ウォーズ」・「パワーパフガールズ」など世界中の人々の“子どもの心”を支えた伝説の声 2020年に脳卒中を患い闘病の末に永眠…所属事務所「彼がくれた物語と愛は永遠に」 9人の子どもがうち6人を養子縁組・里親として…人生そのものが慈愛と献身だった“偉大な父親”

声優トム・ケイン(Tom Kane)
声優トム・ケイン(Tom Kane)

「スター・ウォーズ」のマスター・ヨーダや「パワーパフガールズ」のユートニウム教授として、世界中の数えきれない人々の“子どもの心”と想像力を満たしてきた伝説の声優トム・ケイン(Tom Kane)がこの世を去った。

■ 「フォースがいつも共にあらんことを」…所属事務所、伝説の永眠を公式発表

18日(現地時間)、米国の芸能メディアによると、トム・ケインの所属事務所ガラクティック・プロダクションズ(Galactic Productions)は公式フェイスブックで訃報を伝えた。事務所側は声明の中で「今日、私たちは世界中の何百万人もの子ども時代と想像力を形作ってきた伝説の声優トム・ケインとお別れをします」とし、「彼の声はこれから沈黙しても、彼がこの世に残したキャラクターや物語、そして愛は永遠に生き続け、心に息づくことでしょう」と弔意を述べた。さらに「スター・ウォーズ」の名台詞を引用し、「フォースがいつもあなたと共にありますように(May the Force be with you, always)」という最後のあいさつを贈った。

■ 15歳で始まった旅…「スター・ウォーズ」から「コール オブ デュティ」まで

故郷のカンザスシティで、わずか15歳という若さから声優としてのキャリアをスタートさせたトム・ケインは、スクリーンやリビング、そしてゲームの世界まで幅広くまたいで独自の足跡を残した。代表作のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』では、知恵の象徴であるヨーダ役を担当し、深い感慨を与えた。また映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、アクバー提督の声を演じた。さらにカートゥーン ネットワークの人気アニメ『パワーパフガールズ』では、3人の姉妹を生み出したユートニウム教授役を務め、世界中の音楽・アニメファンにとって親しみのある声として記憶されている。

彼の活躍の場はゲーム業界でも光を放った。世界規模のメガヒット作である『コール オブ デュティ』シリーズをはじめ、『ハリー・ポッター:魔法同時覚醒(原題表記)』、『レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー サーガ』、『マーベル フューチャー・レボリューション』など、数多くの大作ゲームに声を当て、世界中のゲーマーたちと息を合わせてきた。だが精力的に活動していた2020年、突然の脳卒中に見舞われ、言語機能を相当の部分失うという、いたたまれない闘病生活を続けていた。

■ 華やかなキャリアの向こうに、6人の子どもを胸で抱えた“偉大な父親”

トム・ケインの人生は、マイクの前だけでなく家庭の中でも深い感動を残した。所属事務所は声明を通じて、彼は偉大な声優である前に、献身的な夫であり父親だったと強調した。彼は妻シンディ(Cindy)とともに9人の子どもを育てており、そのうち3人は実子であるほか、6人の子どもを養子縁組や里親家庭を通じて家族として迎え入れていた。 周囲の人々は、彼が示した人間味あふれる慈愛と惜しみない施しが、卓越した才能と同じくらい、彼の人生を形作る核だったと振り返った。

映画以上に映画のように温かな抱擁を持っていた名手の旅立ちに、ハリウッドの同業者たちや世界中のファンから追悼の波が広がっている。遺族には、妻シンディと9人の子どもたちがいる。

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映画人

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