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[フォト&] コロンビア大統領選を揺さぶったKカルチャー、Kポップ・ファンダム…左派候補「オッパ(OPPA)」「サランヘ」戦略

コロンビアの左派大統領選候補が、Kポップ・ファンダムを前面に出して若者の票を狙う。 防弾少年団などKカルチャーの社会的メッセージを活用し、保守陣営に反撃する。

コロンビア大統領選の舞台を揺るがした思いがけない勝負手、政治と文化の境界を崩す

Kドラマ風に仕立てたイバン・セペダ候補の宣伝素材 [エル・パイス公式サイトのキャプチャ。転載およびDB禁止]
Kドラマ風に仕立てたイバン・セペダ候補の宣伝素材 [エル・パイス公式サイトのキャプチャ。転載およびDB禁止]

現代の政治舞台における「イメージ・メーキング」は、単なる見せ方を超えた権力の中核となる装備だ。6月21日に行われる決選投票を前に、コロンビアの大統領選で異例の政局の急変が起きている。左派陣営の「イバン・セペダ」候補が繰り出した逆転カードは、ほかでもない韓国の「Kカルチャー」だ。第1回投票での不振を振り払って若者の票心を正面から狙いにいくその動きは、まさに大胆そのもの。Kドラマならではのパステルトーンの背景とハートのフィルターを取り入れた宣伝素材は、保守的な南米の政治の場に新鮮な衝撃を投げかけ、有権者の視線を一気に引き寄せた。

コロンビアの決選進出候補イバン・セペダの指ハート [セペダ側提供。転載およびDB禁止]
コロンビアの決選進出候補イバン・セペダの指ハート [セペダ側提供。転載およびDB禁止]

南米大陸を席巻する「ソフト・パワー」の威力は、想像をはるかに超える。ネットフリックスを席巻した韓国コンテンツと、「防弾少年団(BTS)」、「BLACKPINK」の世界的なシンドロームは、すでにコロンビアの主流文化として根付いている。これを見抜いたセペダ陣営は、「ファンダム政治」の新しいパラダイムを提示した。60歳を超える老練な政治家が選挙集会の場で韓国式の「指ハート」を描き、SNSには「オッパ(OPPA)」や「サランヘ」といったハングルの文言があふれる。これは単なるまねごとではなく、ミレニアル世代とZ世代の文化的な言語を借りた高度な政治的なコミュニケーション行為だ。

メキシコのBTSファン [EPA=聯合ニュース]
メキシコのBTSファン [EPA=聯合ニュース]

最も注目すべき点は、市民の自発的で組織的な連帯だ。セペダ支持グループの「歴史的な条約のためのKポップ・ファン運動」は、アイドルのビートの上に無償教育などの重みのある政策を重ねて、「ショートフォーム映像」を生み出す。キャンペーン企画者のヘネシス・メサ氏は「Kポップの本質は、抑圧と不平等に立ち向かう「社会的抵抗」だ」と断じた。若者が直面する現実的な欠乏とKポップのメッセージが完璧な周波数を見いだし、単なる文化消費を超えた強力な政治的な爆発力を生み出しているのだ。

エスプリエヤ候補 [ロイター=聯合ニュース]
エスプリエヤ候補 [ロイター=聯合ニュース]

現在、中南米大陸では保守政権の流れである「ブルータイド」が強烈に吹き荒れている。現地の有力メディアは、セペダの戦略を、保守陣営の「AI・インフルエンサー攻勢」に対抗する、狡猾な「デジタル世論戦」だと評価する。Kカルチャーが生んだ前例のないファンダム政治が、コロンビアの「赤い波」を守り抜けるのか。世界の政治の関係者の関心が集まっている。この、文化が政治を牽引するという驚くべき実験の結果は、まもなく決着がつくだろう。

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映画人

美しい自然が敵となる――退役軍人と軍用犬の奮闘を描く『ハート・オブ・ビースト』試写レビュー
ニュース
2026/10/22

美しい自然が敵となる――退役軍人と軍用犬の奮闘を描く『ハート・オブ・ビースト』試写レビュー

まさに青天の霹靂だ. 退役軍人ジェームズ(ブラッド・ピット)と軍用犬オーディンは、飛行機の不時着という思いがけない事故で大自然の真ん中に放り出される. 最も近い道路まで80km. 寒さや野生動物をはじめとする自然の脅威から、生き延びなければならない. ブラッド・ピットが主演と製作を務め、『フューリー』のデヴィッド・エアー監督と再びタッグを組んだ『ハート・オブ・ビースト』は、自然の中に取り残された一人の人間と一匹の動物に焦点を当てる. 人の往来もないアラスカの奥地で、二人は互いを頼りに帰路を目指す. この相棒たちの旅は成功するのか. 10月28日の公開を前に、10月21日の報道・配給関係者向け試写会で一足先に鑑賞した『ハート・オブ・ビースト』の感想をお伝えする. 〈ハート・オブ・ビースト〉を牽引するものは、三つに尽きる. ブラッド・ピット、ウーバーと3匹の犬が演じたオーディン、そして自然だ.

【インタビュー】人生、人間、そして韓国に贈るラブレター!『流れる旅路』ジャスティン・ミン②
ニュース
2026/10/22

【インタビュー】人生、人間、そして韓国に贈るラブレター!『流れる旅路』ジャスティン・ミン②

※〈流れる旅路〉ジャスティン・ミンのインタビューは第1部からの続きです. 先ほどのお話にもあったように、この映画では音楽が重要な役割を果たします. ジャスティン・ミンさんは今回、指揮者を演じていますね. 特にラストのコンサートシーンが印象的でした. どのように準備されたのでしょうか. 指揮のシーンは、この作品を通じて俳優として最も気が気でなく、緊張した瞬間でした. 指揮の練習をするには、何より先に曲ができていなければなりませんよね. だから撮影中ずっと監督に「お願いですから、早く曲を送ってください」と頼み続けていました. でも撮影の終盤まで作曲をされていたので曲を受け取れず、残された時間も少なくて、本当に焦りました. そしてようやく曲が完成してからは、とても親切な僕のマネジャーが毎週末、江陵からソウルまで往復6時間運転して、僕を連れていってくれました.

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