『ハワイ大邸宅』100万ピック、古典のどんでん返し…『オデュッセイア』30段の暴走
8月第2週の総合1位に躍り出る、スクリーンのヒットが原作本の販売量急増につながる
100万人の登録者を抱える大型YouTuber 『ハワイ大邸宅』が翻案した人文書 『セネカ、いまを奪われているあなたへ』が、書店街の最上段に定着した。あわせてスクリーンのヒットに後押しされ、古典叙事詩 『オデュッセイア』に関連する書籍が、急激な逆走カーブを描きながら出版界の注目を集めている。

古代哲学の回帰とフィクションの揺るぎない定着
教保文庫が14日に発表した8月第2週のベストセラー動向によれば、『セネカ、いまを奪われているあなたへ』は前週比で4段跳ね上がり、総合1位の王座を獲得した。ローマ帝政時代に時代を席巻したストア派の哲学者セネカの 『対話篇』の中核となる思想だけを抽出し、55篇の辛辣な名言で織り上げた成果物だ。
小説分野の重みある存在感も健在だ。ユ・ルヒョク(Ryu Hyuk)作家の 『水族館』が2位に入り、日本ミステリーの巨匠東野圭吾(Keigo Higashino)の 『透明な螺旋』が3位をさらった。古典の底力を証明するヘルマン・ヘッセの 『シッダールタ』や、余映子(Yang Guja)※『矛盾(ムニュン)』も、それぞれ4位と6位に名を連ね、読者の揺るぎない支持を裏づけた。

スクリーンの熱が紙面へ、原作本の逆走シンドローム
映画館の熱気が、書店街へそのまま移るメディアミックス現象も確認された。最近公開されて話題の中心にいる映画 『オデュッセイ』のヒット旋風が、原作本に対する爆発的な需要へとつながったという。現代知性(Hyundai Jiseong)が刊行したホメロスの長編叙事詩 『オデュッセイア』古代ギリシャ語の完全訳は、一気に30段を直線的に上昇させ、8位に食い込む勢いを見せた。
教保文庫の関係者は「乙酉文化社(Eulyu Munhwasa)と図書出版スプ(森林)でそれぞれ提示された完全訳も、人文分野の10位と12位にそろって入った」うえで、「さらに 『一晩で読むオデュッセイア』など、膨大な古典を直感的に把握できる解説書が、多忙な現代読者の選択を受けている」と分析した。
◇ 教保文庫8月第2週ベストセラー順位(8月5日〜11日の販売基準)
『セネカ、いまを奪われているあなたへ』(セネカ・ノンフィクション)
『水族館』(ユ・ルヒョク・フォスタショップ)
『透明な螺旋』(東野圭吾・ブクダ)
『シッダールタ』(ヘルマン・ヘッセ・ミンウムサ)
『ニーチェの超越者』(フリードリヒ・ニーチェ・ヒュー)
『矛盾』(ヤン・グジャ・スダ)
『コスモス』(カール・セーガン・サイエンスブックス)
『オデュッセイア』(ホメロス・現代知性)
『私の最初の不動産教科書』(ソン・ヒグ九・ソサムドク)
『よくある兄弟イムギ 4』(よくある兄弟・ミレエンアイセウム)

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