![是枝裕和監督『箱の中の羊』カンヌ映画祭レッドカーペット[REUTERS=共同通信]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-05-21/1f7fefad-5ad2-40d9-af02-2621617e7b16.jpg)
25年ぶりの大記録、世界が注目する日本映画の復活
第79回 『カンヌ国際映画祭』 の競争部門に日本映画が3本そろって進出し、世界の映画界に少なからぬ変化が起きることを予告した。日本映画3本の同時に競争部門入りを果たしたのは、実に25年ぶりの快挙だ。
招待作品は 『是枝裕和』 監督の 『箱の中の羊』、 『浜口竜介』 監督の 『オール・オブ・ア・サドン』、 『深田晃司』 監督の 『ナギノート』。3人の巨匠の作品はいずれも公式上映を終えており、有力な 『パルム・ドール』 候補として取り沙汰されている。
中でも 『是枝裕和』 監督は、今年でカンヌ招待10回、競争部門進出8回という大記録を打ち立てた。新作 『箱の中の羊』 は、子どもを失った夫婦がヒューマノイドを“家族”として迎え入れる過程を描き、批評家から高評価を得ている。
![浜口竜介監督 カンヌ映画祭 記者会見[EPA=共同通信。再販およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-05-21/2fefc900-780b-4da3-8d9c-19924a94dfe6.jpg)
『浜口竜介』、鋭い洞察でカンヌを魅了する
次世代の巨匠 『浜口竜介』 監督の 『オール・オブ・ア・サドン』 は、映画祭のスクリーン・デイリーの評価点で3.1点を記録し、圧倒的な称賛を集めた。療養施設を舞台にしたこの作品は、ケアとつながりという問題意識を通じて 『映画産業』 の構造的な矛盾をえぐり出す。
彼は記者会見で「俳優を人格として扱わない現行システムの盲点」を強い言葉で批判し、芸術的な達成だけでなく産業全体に対する重いメッセージを投げかけた。世界3大映画祭をすべて制した彼の底力が、またしても証明された瞬間だ。
![映画『ナギノート』の一場面[カンヌ映画祭公式サイトのキャプチャ。再販およびDB禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-05-21/aba0f7ce-87e1-461e-858b-f7d6bcd0ef0b.jpg)
『深田晃司』、詩的な抑制美で完成させた癒やしの美学
初めてカンヌの競争部門に挑む 『深田晃司』 監督の 『ナギノート』 もまた、英米圏のメディアから絶賛された。イギリスの『ガーディアン』は、この作品が持つ 『詩的な抑制美』 と、繊細な演出力を高く評価している。
喪失感を抱えたまま田舎の町を訪れた2人のアーティストの癒やしの過程を、完璧にコントロールされたミザンセーヌで描き切り、 『カンヌ映画祭』 が注目する新たな作家主義の誕生を告げた。

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