![死去した漫画家・渡辺雅子さん[共同資料写真]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-10-13/16be859a-d012-41d3-b00b-a19298d32656.jpg)
少女たちのロマンスを描く… 「日本の少女漫画」の礎を築いた97年の生涯
日本の「少女漫画」ジャンルの先駆者であり、「ガラスの城」で一時代を築いた漫画家の「渡辺雅子」さんが、97歳で3日に死去した。共同通信は13日、この訃報を伝え、渡辺さんが残した文化的遺産に光を当てた。
東京都出身の渡辺さんは、1960年代から本格的に頭角を現した。母と娘、姉妹の間にある強いきずなと葛藤を深く描いた「白馬の少女」や「お母さま」などを相次いで発表し、読者を引きつけた。特に西欧社会を舞台に、少女たちのロマンチックな夢と恋愛を繊細な筆致で描き、「少女漫画」という新たなジャンルの隆盛を導いたと高く評価されている。
![漫画『ガラスの城』の表紙[Amazon Japanのスクリーンショット]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w301/q75/article-images/2026-10-13/301fc256-b8b2-4758-9b02-d2f83950cfcd.jpg)
人間の内面に潜む善悪を描いた「ガラスの城」、尽きなかった創作意欲
渡辺さんの代表作「ガラスの城」は1970年代初めに刊行され、大きな反響を呼んだ。単なる恋愛物語にとどまらず、少女の内面に共存する善と悪の両面性を立体的に描き、作品性を認められた。韓国では正式に刊行されなかったが、当時は多数の海賊版が流通し、韓国の漫画ファンにも強い印象を残した。
創作の世界で安住することなく、たゆまず進化を続けた。その後、「聖ロザリンド」を発表してサスペンスホラーという未知の領域を切り開き、同名の中国古典文学を再解釈した「金瓶梅」は1993年から2011年まで、実に18年間にわたって漫画雑誌に長期連載され、世代を超えた人気を集めた。
こうした功績が認められ、1971年には「ガラスの城」で小学館漫画賞を受賞。2002年には日本漫画家協会賞の文部科学大臣賞に輝いた。さらに2006年には、日本の女性漫画家として史上初めて「旭日小綬章」を受章し、日本漫画界の生ける伝説として歴史に名を刻んだ。

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