AIスタートアップ「アンソロピック」が、伝説的なポップスター「エルビス・プレスリー」(1935~1977年)の名曲を無断で学習したとして、大規模な著作権侵害訴訟に直面している。前例のない規模の著作権侵害をめぐる論争が浮上し、生成AI業界全体への波紋が予想される。
![エルビス・プレスリーの写真が掲げられた記念コンサート[EPA=聯合ニュース。転載・データベースへの収録禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-10-25/b64b5322-cd73-4f00-a52a-653e03ce18f7.jpg)
無断学習で構築されたAIエコシステム、クリエイターの権利侵害が問題に
米ロサンゼルス・タイムズ(LAT)など主要海外メディアによると、「エルビス・プレスリー」の知的財産権(IP)と代表曲274曲を管理する「オーセンティック・ブランズ・グループ」(ABG)などのパートナー団体は23日(現地時間)、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に「アンソロピック」を相手取り、著作権侵害訴訟を起こした。
原告側は訴状で「被告は前例のない規模の著作権侵害を土台に事業モデルを築いた」とし、「人類の偉大な作品を許可なく使用し、それによって違法に得た莫大な利益を独占し、クリエイターや権利者の正当な権利を徹底的に無視した」と厳しく批判した。
原告側は、「アンソロピック」が「オール・シュック・アップ」(All Shook Up)、「好きにならずにいられない」(Can't Help Falling in Love)などプレスリーの不朽の名曲を中央ライブラリーに無断で保存し、自社の次世代大規模言語モデル(LLM)である「クロード」に集中的に学習させたと主張している。特に、「クロード」の利用者が原曲に似た構成、リズム、サビを持つ派生曲を簡単に作れる状態を放置し、著作権者に深刻な金銭的損害を与えた点を強調した。
これを受け、原告側は侵害された274作品について、1曲当たり最大15万ドル(約2億ウォン)、総額4110万ドル(約545億ウォン)の懲罰的損害賠償を請求した。さらに、恒久的な著作権侵害差し止め命令に加え、すでに学習に使われた無断複製物の全面破棄を裁判所に求めた。一方、「アンソロピック」側は「主張には同意できない」とし、法的手続きを通じて積極的に反論する姿勢を示した。
![エルビス・プレスリー関連の品々[EPA=聯合ニュース。転載・データベースへの収録禁止]](https://cdn.www.cineplay.co.kr/w900/q75/article-images/2026-10-25/7b5fa98c-00d0-4895-aac0-f1eca64cef4b.jpg)
相次ぐ著作権紛争、AI業界全体に広がるか
「アンソロピック」をめぐる著作権侵害論争は今回が初めてではない。昨年も、海賊版の書籍を無断で学習データに使用したとして著名作家らによる集団訴訟に巻き込まれ、最終的に15億ドルという巨額を支払って和解した。
音楽業界の反発も強い。今年1月には「ユニバーサル・ミュージック・グループ」(UMG)やコンコード・ミュージック・グループなど大手レコード会社が、著作権のある楽曲の歌詞の無断使用と侵害をめぐり、「アンソロピック」を相手取って訴訟を起こした。現在、世界の大手レコード会社も生成AIによる無差別なデータ収集に歯止めをかけるため、同様の訴訟を進めるか準備しており、AI技術の発展と著作権保護をめぐる法廷闘争はさらに激しくなる見通しだ。

댓글 (0)
댓글 작성
댓글을 작성하려면 로그인이 필요합니다.
로그인하기